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面接において自分の短所や失敗談を答えるときの注意点

Tobayashi

2014/03/23(最終更新日:2014/03/23)


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面接において自分の短所や失敗談を答えるときの注意点 1番目の画像
 面接において、誰もが自分の良さをアピールしたいと思うのは当然のことです。いかにその会社での仕事に役立てるか、良い印象を与えるかを考えてできれば良い点だけを伝えたいと思いがちになります。

 しかし、面接官から失敗談や短所をあえて聞かれることもあります。そこで答えをあやふやにしたり、特に無いようなことを言うのは良くありません。短所の無い人などはいないと誰もが分かっていることですから、信頼度が逆に下がる結果になりますし失敗を経験したことがないというのは逆にマイナスなイメージになります。本当に失敗を経験したことがなければ、その対処の仕方も知らないということになるからです。それでは、面接において短所や失敗をどのように答えたらよいのでしょうか。


短所を答える時に工夫をする

 人間は誰でも短所や欠点はあります。大事なことは、それを自分できちんと把握しているかどうかということです。自己分析ができる人は評価されます。それに対して克服しようと努力する人は、さらに高く評価されます。つまり、面接において短所や欠点をあえて正直に答えたうえで、それに対してどのように対処しようとしているかを一緒に伝えることによって高く評価される結果となるわけです。

 これはただ単に、これまでの経歴を延々と述べて自分の良さをアピールするよりもずっと効果的に自分の能力をアピールできることになります。逆に自分自身のことを振り返らない人は成長力に疑問を持たれるということを頭に入れておいた方がよいでしょう。


失敗は成長の糧と知ること

 失敗をすることは決して恥じることではありません。むしろ早いうちに多くの失敗を経験しておくべきです。同じ失敗を繰り返さないという、ただそれだけでも大きな成長になります。そして、多くの失敗を経験してそれを乗り越えてきた人は強いものです。それ以降、多少の困難にぶちあたっても乗り越えるだけのタフさが身につくものですし、そのような人材を企業は欲しがります。

 面接においてはできる限り大きな失敗談を語る方がよいでしょう。そして、それをどう乗り越えてどのように自身自身の糧にしたのかを語ることによって、ずっと魅力的なアピールとなります。また、そんな人材は心強く思われるものです。
企業は、人生経験が豊富で、自分自身というものを良くわかっている人に魅力を感じます。多少の困難があっても粘り強く乗り越えることができるような頼もしい人材を欲します。そのためには、沢山の失敗と勉強、そして自己分析が必要なのです。それを面接において伝えることができれば、どれほどのアピールに繫がるかということを心がけておいた方がよいでしょう。


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