1. 離職率0.9%の「アサヒビール」から学ぶ人を惹き付けるマネジメントのポイント

離職率0.9%の「アサヒビール」から学ぶ人を惹き付けるマネジメントのポイント

 離職率0.9%という脅威の離職率を誇るアサヒビール。新卒の離職率が高まり、各企業が頭を悩ます中でいかにして人を引き付け、離さないのか。アサヒビールが実践するマネジメントから、会社のリーダーのみならず、ビジネスシーンで人に関わる全ての方に役立つ、人を引き付けるマネジメントを学んでいきます。

ブラザー/シスター制度で続く絆

 ブラザー/シスター制度はその名の通り、新入社員一人ひとりに1名のブラザーやシスターがついて、日常業務や社会人としてのマナー、プライベートなメンタルケアなど多岐に渡り面倒をみる制度です。期間は半年で、現在はブラザー/シスターを公募しています。ブラザー/シスターには所定の研修も実施しています。

 入社半年後の9月に制度としてブラザー/シスターは終了するのですが、その絆はその後も継続し、困ったときに上司以外に相談できる存在がいることは大きいです。制度として設けることは難しくても、身近な後輩のブラザー/シスターのような存在となり、気にかけてあげることはすぐにでも始められるのではないでしょうか。

キャリアアドバイザーとの面談で生まれる自己理解、不安の解消

 OBのキャリアアドバイザーが、入社2年目と3年目の社員全員に対して1人1時間、親身になってキャリア形成についての相談に乗る制度です。また、上司とも面談することが特徴的です。

 若手社員はキャリアカウンセリングを通して、自分の気持ちや状況を整理することができ、自らのキャリアを描く際の参考になっています。業務の打ち合わせやスキル面談のみならず、キャリアカウンセリングに特化した面談の機会を設けることで、目標設定やそれに向かう自分自身の整理ができるでしょう。

飲みニケーションで人間関係を円滑に

 アサヒビールは、もともと飲むことが大好きな社員が多いため、飲みニケーションも盛んです。飲みの席で距離を縮めると、その後社内でのコミュニケーションも円滑に進みやすいです。こういった社風は制度以上に有益だとも言われています。

 昨今では上司も気を遣って部下を飲みに誘いにくい、もし断られたら…といったお悩みが多いのが現状です。しかし、まずは誘ってみてください。仕事以外の話も交えながら仲を深めることは大切です。

 いかがでしたでしょうか。制度がなくても、今日から実践できることはあります。社内外問わずコミュニケーションを重ねることで、距離も縮まります。そしてその結果、人を引き付け、相談できずに辞職してしまう社員を減らすということにも繋がります。皆様が思っている以上に、若手社員は繋がりを求めているかもしれません。

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