1. 手書き「退職届」を書くときの注意点 —— ポイントは文字の配置と大きさ

手書き「退職届」を書くときの注意点 —— ポイントは文字の配置と大きさ

by MIKI Yoshihito (´・ω・)
 退職届は手書きで書き、縦書きにするのが一般的と言うと、若い人の多くは「苦手意識」を感じてしまうのではないでしょうか。ビジネスレターなどは、今では横書きが一般的になってきましたし、手書きの書類を提出するケースはほとんどありません。プライベートでもそういう機会はまずないと思います。書き慣れない縦の手書きは、悩ましいものでしょう。しかも退職届という重要書類です。ここでは、それらの点を考慮しながら、どうすれば手書きできれいな退職届を仕上げることができるか説明します。

縦書き用の罫線の入った便箋を選ぶ

 退職届というと、白紙に書くというイメージが強いのではないでしょうか。確かに無地の白い紙に書くケースが多いようです。しかし白地であれば、罫線のある紙に書いても問題ありません。ですから、縦書き用の罫線の入った便箋を使うことをおすすめします。

 ただでさえ書き慣れない縦書きなのですから、無地の紙を選ぶとまっすぐ書くことに苦心してしまうでしょう。見た目がきれいで、読みやすい退職届にはなりにくいと思います。「どうしても無地の紙で」というのであれば、太い罫線の印刷された下敷きがついている、無地の便箋があるのでそれを使うと良いでしょう。

ポイントは文字の配置

 きれいな書面にするポイントは、文字の配置です。具体的に説明します。まず最初の「退職届」は、上から5字分ぐらい下げて書きます。次に来る本文は一番上から、頭ぞろえにします。本文の後に提出する年月日を記します。この行は、上から3文字分ほど下げて書き始めるといいでしょう。

 続けて、自分の所属部署名。前行の年月日よりさらに2~3文字分下げます。そして次の行に自分の氏名を書くわけですが、氏名はその下の捺印が、便箋の罫線の一番下にくる位置にするとバランスが良くなります。つまり、捺印分を空けて、なるべく下にくるように氏名を書くのです。

 最後が、宛先。一番上、つまり本文の頭と同じ高さから会社名を書き、次行の「代表取締役」は会社名から1字分下げて書き出すといいでしょう。社長の氏名は、その肩書きの下に1字空けて続けます。

文字の大きさを揃える

 小さなことのようですが、文面の文字の大きさは全て揃えるようにしましょう。大きさが揃っていると、それだけで見た目が美しくなります。書類名の「退職届」をやや大きめに書くぐらいで、あとは同じ大きさにします。社長より自分の名前を小さく書く、といった配慮は必要ありません。あまり自分の名前を小さくすると、卑屈な印象を与える退職届になってしまいます。


 苦手と感じる人も多い、手書き且つ縦書きの書類。慣れない作業になるわけですから「ぶっつけ本番」は避けたほうが良いでしょう。一度下書きしてみて、特に文字の配置をチェックした上で、清書することをおすすめします。1文字1文字を丁寧に書くことを心がけるべきでしょう。

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