1. フォーマットがない場合の「退職届」に書くべき内容と注意点

フォーマットがない場合の「退職届」に書くべき内容と注意点

by KE-TA
 組織に属して仕事をした場合、退職の時には「退職届」を提出する必要があります。アルバイトなどでは口頭で「辞めます」と責任者に伝えるだけと言うケースもあるでしょうが正社員であれば、退職届は必須書類と考えるべきでしょう。

 退職届には本来、決められた書式というものはありません。会社によっては人事部でフォーマットを定めているところもありますが、それは少数だと思います。ですから、多くの場合、自分で書式を調べ、考えて書くことになります。大事なのは書式ではなく、あくまでもその内容。ここではフォーマットなしで退職届けを作るとき、必ず書かなければならない内容について話していきます。

必須項目

 退職届に書かなければならない必須項目は以下の5つです。

1. 「退職届」という表題
2. 提出日の年月日
3. 本文
4. 自分の所属部署と自分の氏名
5. 提出する宛先名(会社名及び最高責任者名)

 「退出届」という書類名を最初に書くことは当然ですが、その後の順番には複数のパターンがあります。「本文→提出日の年月日→自分の所属部署と自分の氏名→提出する宛先名」という流れが一般的ですが、「提出日の年月日→提出する宛先名→本文→自分の所属部署と自分の氏名」という順番で書く場合もあります。

 「提出する宛先名」は勤務する会社名とその最高リーダー、つまり多くの場合「社長名」になります。ですから、横書きの場合は社長名ができるだけ上にくるようにしたいという配慮から、後者のパターンを選ぶことも多いそうです。

本文の内容と注意点

 本文の内容については、ほぼ定められた文型があります。「私事(私儀)、この度一身上の都合により、○年×月△日をもちまして退職いたします。」

 最初の「私事(わたくしこと)」や「私儀(わたくしぎ)」はやや古めかしい文章形式ですので、若い方の場合は省略しても構いません。大切なのは、退職する日付をきちんと明記すること。ただ「退職いたします」では正式な退職届とはなりません。必ず「いつ退職するか」を盛り込んだ内容にしてください。

 また、退職理由についてですが、「一身上の都合」という便利な日本語があるので、それを活用しましょう。退職届は、退職理由の説明のための文書ではありません。具体的に「結婚により」とか「転職するため」といった理由を書くのは非常識です。場合によっては書き直しを求められるかもしれません。


 退職届に書かなくてはならない内容は以上のとおりです。この5項目さえ盛り込まれていて、本文の内容が常識の枠内でまとめられていれば問題はありません。

 いくら書式がきちんとしていても、必要な要素が漏れているほうが問題になります。書式に頭を悩ませるよりは、項目の記載漏れがないかに気を配るべきでしょう。退職届をフォーマットなしで書くときは、ここで紹介したことを参考にして下さい。 

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