1. ベンチャー企業が資金調達をする際に通るステージとその金額

ベンチャー企業が資金調達をする際に通るステージとその金額

 ベンチャー企業は、新技術や高度な知識を元に新たなビジネスを積極的に発信していく事業を行なう会社のことです。ここでは主に、ベンチャー企業の資金調達についてご紹介していきます。

ベンチャー企業の資金調達のステージ 

 ベンチャー企業では、ベンチャーキャピタルから資金調達を行なうケースが増えてきています。ベンチャーキャピタルは、高い成長性が見込まれる未上場企業に対して成長の為の資金をエクイティ投資として提供します。 

 ベンチャーキャピタルは、投資の際に綿密なデユーデリジェンスを行い、会社の将来性を判断します。さらに資金面のみならず、人材の獲得や販売先・提携先の紹介等も行い、経営に深くコミットすることで投資先企業の企業価値の向上をサポートします。

 ベンチャーキャピタルが投資したくなる会社は、優秀かつ信頼できる経営陣を備える会社や、企業の成長性の著しい会社、商品やサービス・技術などが競合先に比べて差別化されていて強みを持っているかどうか、または株式公開の可能性のある会社かどうかなどがあります。 

 また次のステージとして、ベンチャーキャピタルによっては投資に先立ち資料を要求する場合もあります。その際に要求する資料は「定款、会社案内やパンフレット、決算書や税務申告書、事業計画書、株主名簿、役員経歴書、組織図、登記簿謄本、資金繰表、重要な契約書類」などがあります。ベンチャーキャピタルによっては大量の資料を要求することもあるようです。 

ベンチャーキャピタルからの資金調達の金額 

 では具体的に、ベンチャーキャピタルから調達できる資金とはいくらくらいなのでしょうか?日本では、バイオなどの事業規模の大きい研究開発型等ではない限り、1件1回の投資額は1000万円から5000万円程度だと言われます。

 これは、設備投資がかなり必要となる研究から、他施設への設備投資が少ないサービス系のベンチャー企業まで言える事です。数々のステージをクリアし、ベンチャーキャピタルから資金調達を受けたあとは、その資金を元手に事業を上手に成長させていく事が理想です。 

 キャッシュ切れで倒産するベンチャー企業の多くは、資金繰りの失敗ではなく、回収する仕組みが悪い場合や良質な顧客を集客する仕組みが弱い場合、小さくプロトタイプを生み出す事が苦手な場合などがあります。効率よく事業を展開していくためにも、この部分には十分注意を払って実行して行く必要性があります。 

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