1. 独立して会社を設立した時に成功する確率を上げるために覚えておきたいこと

独立して会社を設立した時に成功する確率を上げるために覚えておきたいこと

 これから会社を作ろう、独立しようと考えているのであれば、まずこのデータを見てください。経済産業省が発表している「中小企業白書」からの抜粋ですが、「新規に設立された会社のうち93%が10年以内に潰れる」というものです。

 内訳と言うと1年目で潰れる確率は40%、2年目で15%、3年目で10%、5年以内に80%だそうです。特にこれから独立しようとしている人は、この現実を直視しなければなりません。そしてこの狭き門をくぐり抜けて、10年後の7%の成功者の枠に入るよう努力しなければならないのです。



キャッシュフローを把握する

 
まずは、なぜ会社が上手くいかないのかというところから考えてみましょう。もちろん新しく設立された会社はそれぞれ分野の違うものなので、失敗の理由は一概には言えません。しかし一つだけ間違いないことは、「キャッシュフローがうまく行っていなかった」という事でしょう。

 利益よりも経費が大きければ必ず会社は破綻するのです。キャッシュフローの事はわからないが「お客さえいれば」「仕事さえあれば」経営は成功すると思っている人がいます。しかしそれは間違いです。経営を初めて見ると分かるのは、会社の運営には多額の資金がかかるのです。事務所の家賃や光熱費、社会保険、広告費など形のないものにもどんどんお金がかかります。仕事がたくさんあり利益があがっていたとしても、それ以上に経費がかかれば即倒産だと言うとこを理解しておいてください。



三年後までの経営計画をたてる

 
独立しようとしている今、とりあえず取引相手がいるから大丈夫と安心するのは大きな間違いです。特にやってはいけないのは取引相手が数社しかいないのに独立する事です。

 先にも述べたように1年後、3年後、そして10年後に取引相手の会社が潰れている確率はあなたの会社と同じく90%以上なのです。相手先がいなくなるリスクというものも必ず念頭に置いて経営しなければなりません。取引先を多く獲得することで大きなリスクを分散するという事は絶対に必要なことなのです。



小さく始めて大きく育てる

 
独立しようとするときになると、どうしても人は気持ちが大きくなるものです。つい広いオフィスを借りてしまったり、ロゴマークやHP制作にお金をかけたくなってしまいます。しかし、成功している多くの起業家の方たちは口を揃えて「それは間違いだ」と言います。そういった事はお金をどぶに捨てるような事だと思ってください。

 新規の会社に必要なのはオフィスでもロゴマークでもなく、実績とお金なのです。まずは頭を下げて仕事をとり、ひとつひとつこなしていきましょう。お金は本当に必要な時、ここ一番の時まで備えて取っておくようにするべきです。そしてそのお金を使うタイミングがわかるのは少なくとも経営を始めて5年以上がたった時です。会社を始めて一年目は経営者修行一年目だと心得てなるべく質素に過ごす事が、これからの長い経営者人生の成功の秘訣です。



 会社と言う物は設立して終わりではありません。むしろそこから長く苦しい経営者生活が始まるということを恐れてはいけません。どんなに大きな会社の経営者であっても、皆さんと同じ苦しみや悩みを持っているのだと言う事を忘れないでください。その苦しみの中からしか、良いビジネスは生まれないのです。壁に突き当たったとき、困難に出会ったとき、立ち向かえる勇気と知恵を持った経営者だけが会社を成功させることが出来ると言うことは間違いありません。



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