1. 文章構成が苦手な人が実践すべき「志望動機」の書き方の工夫

文章構成が苦手な人が実践すべき「志望動機」の書き方の工夫

by Mulberry24
 履歴書や職務経歴書といった書類が重要であることは、誰もが知っているでしょう。しかし、業種や職種によっては文書を書くことにそれほど慣れていない人もいると思います。特に志望動機の欄は、採用担当側から見て“文章構成力があるかどうか”という書き方の点も評価ポイントの1つとなっています。せっかく、高いスキルを持っているのに、文書構成能力がいまいちなだけで、マイナスポイントになるのも勿体ないことです。文章構成力というのは、ポイントを抑えて継続して実践すれば、向上させることが出来るのです。ここから、そのポイントを解説していきます。

書き方は、結論→理由→結論の順

 言いたいことは最初と最後で伝え、自分の言いたいことを明確にし、強調することはコミュニケーション上の基本です。それは、履歴書の志望動機の書き方も同様です。

 「人は忘れやすく、そして飽きやすい」のです。最初の一文で述べた結論が、すごく魅力的なものであったとしても、途中の文脈や表現が分かりにくかったり、説得性に欠けていれば、理解するのに時間がかかってしまうため、結果的に最初の一文で何を言っていたかは忘れてしまいます。最後まで集中して読んでもらえれば、良いかもしれませんが、最悪途中で飽きられてしまい、読むのを辞められてしまう可能性だってあるのです。

 しかし最後の一文、結論部分でもう一度、魅力的な訴えをしていれば、再度途中の文脈に戻り、見返して「この人は多分、こういうことが言いたかったのだろう」と解釈をしてくれる可能性もあります。誰しも本やブログなどを読んでいて、最後の一文が目に留まり、もう一度途中の文脈に戻って読み返した経験があるはずです。志望動機を書く際にもこれらを意識して書く必要があります。

一切の無駄を排除する

 また、文章を書く際は一切の無駄を排除するべきです。広告のコピーなどを思い出してみてください。伝えているメッセージはわずかです。スペースはあっても、多くは語りません。短い一言で的確なメッセージほど、ダイレクトに伝わり人の記憶に残りやすいのです。これは履歴書の志望動機も同様。

 前段で文章構成として「結論→理由→結論」の順で伝えていくことを述べましたが、その際にチェックするべきは「同じ内容を繰り返し書いていないか」「“不要な一文を挟むことによって伝わりにくくなっていないか」「『とても』や『すごく』といった主観的尺度となる表現を多用していないか」「一文が長くムダに長くなっていないか」といった点です。
 
 志望動機の欄を書き上げた後に、再度これらの点をチェックしていきましょう。恐らく、まだまだ削れる部分が出てくると思います。文章構成で大事なことは「論理的に伝えられているかどうか」です。論理的に伝えるということは「ムダ無く、重複なく、筋道立てて伝えること」であるということを理解しましょう。


 仕事だけでなく、プライベートのメール等でも、長くなりがちな人もいれば短い人もいます。長いのが悪い訳ではありませんが、その内容が全て、相手にとって「必要かどうか」という視点も大事なのです。普段、長くなりがちな人は、簡潔にまとめる力をつけると同時に、こうした視点も踏まえて日々書き方に工夫をしていくと、徐々に理想的且つ文章構成にも優れた書き方が出来るようになるでしょう。

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