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歓送迎会の幹事が「席順(席次)」を決める際に意識すべき3ポイント

U-NOTE編集部

2018/04/13(最終更新日:2018/04/13)


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歓送迎会の幹事が「席順(席次)」を決める際に意識すべき3ポイント 1番目の画像

 人事異動も発表になり、そろそろ歓迎会シーズンに突入。

 飲み会の開催場所や宴会プラン決め、日程調整、会費の徴収など……幹事の仕事は盛りだくさん。

 そんな歓迎会の幹事の仕事の一つとして、頭を悩ませるのが「座席」だ。

 座席を決める際には、「どうやったら上司に失礼がないか?盛り上がるか?全員が気持ちよく飲み会を楽しめるか?」などを考える必要がある。

 今回は、幹事が歓迎会の座席を決めるときに意識しておくべきことを紹介したい。

歓迎会の座席決めポイント①

歓迎会の座席決めポイント①:新入社員や新しく部署に来た人の席と上司との位置関係

 歓迎会の主役は「新入社員や新しく部署に来た人」だ。

 そのため、歓迎会の主役たちは端の席ではなく、上座か真ん中に座席を配置しよう。

 歓迎会の主役の配置を決めたら、次は上司の席を決めていく。新入社員の上司となる社員の席を決める際には、歓迎会の主役と上司の座席を離さないようにしよう。

 なぜなら、上司とは業務時間外でコミュニケーションをとる機会が意外と少ないからだ。

 若手社員同士であれば、今後もランチに行ったり、飲みに行ったりとコミュニケーションをとる機会は頻繁にある。

 新入社員や新しい部署メンバーがいち早く上司と打ち解けられるように、歓迎会ではなるべく近くの座席にしよう。

歓迎会の座席決めポイント②

歓迎会の座席決めポイント②:幹事が2人の場合は上座・下座付近の二手に分かれる

 歓迎会当日、幹事は宴会中の様子を客観的に見て、歓迎会の参加者たちが気持ちよく過ごせているのかチェックする必要がある。

 例えば「○○さん、お酒なくなりそうだな」「○○君、誰とも話していないな」などといったことに気遣うなどだ。

 基本的に幹事は下座付近の座席に座ることになるが、それでは上座にいる上司の様子や要望が伝わりにくい。

 幹事が2人いる場合は上座と下座の両方に幹事の座席を設けて、場の状況を両側からチェックしよう。

 幹事が1人しかいない場合には、同期に上座と下座、どちらかの役回りの手伝いを依頼するのがベストだ。

盛り上げ上手なメンバーのベストな座席とは?

 また、同期に盛り上げ上手なメンバーがいる場合は、その人を歓迎会の主役たちの近くに配置しよう。

 歓迎会の主役と上司の会話が続かない場合、助け舟を出してくれるはずだ。

歓迎会の座席決めポイント③

歓迎会の座席決めポイント③:席次マナーの基本を押さえる

 座席を決める際、基本的な席次マナーはしっかりと守りたいもの。

 歓迎会の主役や上司を配置する、「上座」についておさらいしてみよう。

歓迎会の座席を決める際の基礎知識「上座」

  • 基本:扉(襖)を開けて一番奥の席が上座
  • 長テーブルの場合:中央の席が上座
  • 床の間がある和室の場合:床の間の前が上座
  • 景色・見晴らしのいい会場の場合:窓の近くが上座

 飲み会のお店の形状によって「上座」は異なってくる。歓迎会の会場の内装については、事前に確認しておこう。


 幹事が歓迎会の座席を決める時に意識しておくべきことを紹介してきた。

 参加者のコミュニケーションを活発にするためには「座席決め」も重要なことだ。

 飲み会を開催する場所やメニューの相談、会費の徴収ばかりにとらわれずに、座席にも気を遣った上で歓迎会を開催してほしい。

▼飲み会の幹事が知りたいことを完全網羅!スマートな飲み会進行10ステップ


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