1. 引っ越しの報告を「はがき」で送る場合の書式と内容

引っ越しの報告を「はがき」で送る場合の書式と内容

by 55Laney69
 引っ越しをしたときは、友人・知人、仕事関係者にその報告をしなければなりません。プライベートな親しい間柄であれば、メールで報告することも多いでしょう。しかし、そうでなければ、はがきで通知するのが一般的な方法です。ここでは、仕事の関係者に対して正式に引っ越しを報告する際の「転居通知はがき」について、その書式と内容、ポイントなどを紹介します。

引っ越しの報告はがきの書式

 書式は縦書きでも横書きでもかまいません。ここでは縦書きの場合を説明し、カッコ内に横書きの場合を書き添えることにします。まず、ビジネスレターの一般的なマナーとして、「拝啓時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。」と書き出します。そして行を改めて、本文を書いていきます。例を挙げてみましょう。

 「さて、この度、左記(下記)の住所まで転居致しました。最寄り駅から近いというのが唯一のとりえの小さな住まいですが、お近くまでお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。お待ち申し上げております。今後とも変らぬおつきあいのほど、重ねてお願い申し上げます。略儀ながら、取り急ぎ転居の御挨拶並びにお知らせまで。敬具」

 はがきはスペースが限られているので、簡潔にまとめるといいでしょう。ただ、書き出しの「時下」を「早春の候」「新緑の候」などに変えると季節感が表現できて、温かい印象の挨拶になると思います。

できれば簡単な地図を添えて

 本文の左(下)に、新しい住所と電話番号、そして氏名を記入します。はがきの場合、普通は差出人の住所・氏名は表に書きますが、引っ越しの報告ではその住所そのものが、もっとも大きな意味をもってきます。本文内で「左記(下記)の住所まで転居致しました。」と述べているのですから、同じ面に表記しなければおかしいでしょう。表書きは送り先の住所と氏名だけを記すことになります。

 一般的な転居通知はこれで完成ですが、お勧めしたいのが簡単な地図を添えること。これも本文で「お近くまでお越しの際は、云々」と書いた内容に呼応するものです。もちろん多くの場合は社交辞令ですが、実際に新居に訪れることも考えられます。また必要があって訪問するということもあるでしょう。その時、転居通知に地図を載せておけば、手間が省けますし、先方に対して親切です。はがきという限られた小さなスペースですので、簡略なもので良いので、最寄り駅からの地図を載せるといいでしょう。


 引っ越しは大変な仕事です。転居後も荷解きや後始末、手続きなどに追われてしまいがち。引っ越しの報告のはがき作成にまでは手が回らず、ついつい後回しにしてしまうというケースが少なくありません。時間が経つほど面倒に感じられるでしょう。

 しかし、あまり遅くなってから送ったのでは、いかにもおざなりでルーズな印象を持たれてしまいます。実際の付き合いを考えると、不親切でもあるでしょう。そのため、引っ越し準備のタスクに「報告はがきの作成」も入れて、早めに準備することをおすすめします。

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