1. 上司に対しての「退職」の意思表示の伝え方【円満退社をするために】

上司に対しての「退職」の意思表示の伝え方【円満退社をするために】

by ai3310X
 「会社」という組織に勤める人にとって、自分の意志や都合で勤めている会社を辞めるというのは大変大きな出来事です。人生で何度もあることではありません。そのため、退職を決意しても、それをどんな風に意思表示すれば良いのか分からない…という人も多いでしょう。特に円満退社を望むのであれば、きちんとした手順を踏んで意思表示しなければなりません。ここでは上司に対しての伝え方について、手順を踏まえつつ説明します。

メールでの意思表示は有効か?

 若い世代の人はメールを使った退職の意思表示を考えることもあるでしょう。法律では退職の伝え方を規定していません。したがってメールでも有効ということになります。しかし、現実問題として「こんな重大な事をメールで意思表示するのは非常識」と感じる上司は少なくないはず。

 その後、どうしても直接話をしなければならないのですから、「二度手間」ということにもなってしまいます。円満退社を望むなら、メールでの意思表示は避けるべきです。

退職の意思表示の伝え方

 退職の決意が固まったら、できるだけ早く直属の上司に口頭で伝えるようにしましょう。「今日、話をしよう」と決めたら出社後、すぐに上司のデスクへ赴き「折り入ってお話がありますので、後ほどお時間をいただけないでしょうか?」と言います。上司に急ぎの予定がなければ、その場で意思表示することになりますし、そうでなければ上司の指定した時間に再びデスクを訪れることになります。伝え方の例を挙げましょう。

・「退職させていただく決意を固めましたので、その報告に参りました。いろいろ考え、悩み、迷いました。しかしどうしてもこれ以上、こちらで仕事を続けていく気力がなくなってしまったのです。どうか御了承ください。」

・「大変わがままなお願いなのですが、別の業界で仕事をしてみたいと考え、退職を決意いたしました。」

 おそらく上司はその詳しい経緯や考えを聞くでしょう。お世話になった上司なのですから、誠意をもって答えるべきです。そして、あくまでも固い決意であることを強調し、上司の理解を求めるよう努力するのが好ましい伝え方です。

退職願のタイミング

 退職までの理想的な手順は、退職する意思を直接上司に口頭で伝え、上司が了承してから、退職願を作成・提出するという流れです。退職届には明確な日付を記し「この日をもって退職いたします」と書くのが常識ですので、その日付を上司と相談、調整する必要もあるのです。

 ただし、こちらの都合で一刻も早く退職したいというのであれば、上司に話をする段階で退職願を用意しておいてもいいと思います。退職する日付を空けておいて、その場で上司と相談、記入すれば速やかに提出することができるでしょう。


 仕事上の理由で退職するケースについて、その意思表示の伝え方をお話ししました。これとは別に、結婚を機に退職するケースもあります。こちらは大変おめでたいことですから、結婚が正式に決まったらすぐにその旨を上司に話をするといいでしょう。退職願については、その際に上司に書き方や提出先などを教えてもらってから、用意すればいいのです。

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