1. 「面接結果の連絡が遅れる…」と判断した時に採用担当者が取るべき対応

「面接結果の連絡が遅れる…」と判断した時に採用担当者が取るべき対応

by Simon & His Camera
 企業の採用担当者の多くは面接時に「○日までに、結果をお知らせできると思います」と約束します。しかし思いのほか選考が難航してしまうことや、社内的事情によってその約束を果たせないこともあるでしょう。

 結果の連絡が遅れることを認識したときに、担当者が迅速かつ適切に対応できないと、会社に悪影響を与えることになりかねません。「結果連絡が遅れる」と分かったときに担当者がその対応を怠ったときのデメリットと、対応方法を説明します。

連絡をしなかった場合の会社のデメリット

 採用担当者が勘違いしやすいのは、「こちらがイニシアティブを握っているのだから、面接の結果連絡が遅れることには問題ない。放っておけばいい」と考えてしまうこと。

 面接の受験者は結果を心待ちにしています。その受験者が合格した時は問題は生じにくいですが、そうでない場合「あの会社はこういう非常識な対応をした」という、良くない評判が立ってしまうということにもなりかねません。これは会社にとって大きなデメリットです。その不合格者も、会社にとっては「将来の大切なお客様」なのです。

迅速に対応、すぐに連絡

 面接の合否結果の連絡が遅れると判断したのであれば、担当者は迅速に対応し、可能な限り早く受験者に連絡すべきです。電話連絡が理想ですが、受験者が多い場合はメールでも構いません。とにかく少しでも早く連絡する。これが会社の「誠意」の表現方法です。

 人間を大切にしない会社に将来性はありません。その受験者の中に必ず合格者はいるわけです。その人達が自社で仕事をする場合「あの時、ああいう対応をしてくれた」という記憶は入社後はもちろん、場合によっては一生記憶に残るものです。「こういう対応をしてくれた会社なのだから、頑張ろう」という、入社後の仕事に対するモチベーションを上げる効果もあるのです。

 不合格になった人も「誠意のある会社」と感じるでしょう。その不合格者も、将来の顧客、大事な得意先になる可能性は十分にあります。

結果を出す時期の再約束

 その連絡でしなければいけないのが、「確実に結果を連絡できる時期、日にちの再約束」です。さらに連絡が遅れるということがあっては、会社の信用問題にも発展しかねません。ですから「○日には間違いなく結果を報告できる」という絶対に確実な日にちを告げる必要があるのです。そのため、少し余裕をもった設定をするといいでしょう。そして、その期限の内側でじっくりと人物評価をし、検討をする。実はこれが会社にとって一番大切なことです。

 面接の結果連絡が遅れたことで、それが安易な選択につながったのでは本末転倒。何より大事なのは、間違いのない人物選択をすることです。


 面接の結果連絡が遅れるというのは、企業にとって小さなこと。しかし、面接受験者にとっては人生を左右する重大事です。そこで適切な対応をすれば、受験者の評価を得ることができ、企業イメージを高めることにもなるのです。それを肝に銘じて、間違いのない対応をすることをおすすめします。

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