1. 面接の際の退室のマナー【流れに沿った自然な振る舞い方】

面接の際の退室のマナー【流れに沿った自然な振る舞い方】

by Grand Parc - Bordeaux, France
 面接を受けるときは誰でも大変緊張するものです。入室から面接官との質疑応答の間、その緊張はずっと続きます。そして、面接終了。面接官から「これで終わります。お疲れ様でした」という言葉を受けた瞬間、その緊張は薄れ、ほっとしてしまうでしょう。しかし、面接は実はまだ終了していません。きちんと挨拶し、流れに沿った振る舞いで退室するまでが面接なのです。ここでは「流れ」を重視した退室時の自然な振る舞い方と、注意点について話していきます。

退室時の注意点

 まず、注意しなければいけないのは、退室してドアを閉め終わるまで、緊張を持続させること。気が抜けてしまい、つい普段の悪い癖が出てしまうことが少なくないからです。それから、正しい姿勢と振る舞い。背筋をきちんと伸ばし、顎を引いた姿勢を保ち、慌てずゆっくり振る舞うようにしましょう。面接終了の安心感から普段の姿勢に戻ってしまったり、慌ただしく退室するというのはマナー違反にあたり、面接官に良くない印象を与えてしまいます。

 「少しゆっくり過ぎるかな」と感じるぐらいのペースで丁度良いでしょう。ただし、あまりぐずぐずしているのもいけません。あくまでも「自然な流れ」に沿って退室するよう心がけてください。

退室の流れとお礼の述べ方

 では実際に、どういう流れで退室するかをお話します。面接官から「終了」を告げられたら、着席したまま「ありがとうございました」とお礼を述べます。このとき、「本日は貴重なお時間を拝借し…」や「お忙しい中、私のためにお時間を作っていただきまして…」といった言葉を添える例もあります。しかし、それらの言葉はとってつけたような印象を与えかねませんし、ぐずぐずした退室になりかねませんので、ただ「(本日は)ありがとうございました」と述べるだけで十分です。お礼した直後に一礼。ここはそれほど深くお辞儀する必要はありません。「深めの会釈」程度でいいでしょう。

 そして、起立。椅子の脇に姿勢良く立ち、先ほどよりも深く一礼。お辞儀をするときは無言、礼が終わった後で「失礼します」と言って、ドアまで歩きます。このときも余計なセリフは控えましょう。「よろしくお願いします」と付け加える例が多いようですが、これも「良い採点をしてくださいね」と催促しているように聞こえてしまう可能性もあるので、「失礼します」だけで良いと思います。

 ドアのところまで来たら、振り返り、面接官に向かってもう一度「失礼します」と一礼。深めの会釈をします。ドアを静かに開けて、静かに退室。ポイントは、ドアを閉める直前に、もう一度面接官を見ること。その時、面接官がこちらを見ていたら会釈して、静かにドアを閉めます。


 以上、退室時の自然な流れと振る舞い、挨拶について説明しました。特に最後の退室してドアを閉めるときの会釈は、面接の「余韻」のようなもの。こうした自然な振る舞いが出来るかどうかで、面接官の印象は違ってくるはずです。ぜひ、参考にしてみて下さい。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する