1. 退職の意思表示を職場のスタッフにするのはいつ?【適切なタイミングとNGなタイミング】

退職の意思表示を職場のスタッフにするのはいつ?【適切なタイミングとNGなタイミング】

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 退職の決断をした場合、「一緒に仕事をしている職場のメンバー、セクションのスタッフに、いつ意思表示をしたらいいか?」という問題があります。自分が退職してしまえば、回りのスタッフに少なからず影響を及ぼすわけですし、お世話になったお礼の挨拶をする必要もあります。ですから、「できるだけ早いタイミングで」と考えてしまいがち。しかし、退職の意思表示は早いほど良いというわけではありません。では、いつ意思表示をすべきなのでしょうか?適切なタイミングとNGなタイミングについて考えてみましょう。

NGなタイミング

 退職の決意が固まったとき、ついそれを親しい職場の同僚に話してしまうというケースは少なくありません。大きな決断をしたという高揚感、また自分ひとりで抱えるには重過ぎるテーマだというプレッシャーから、「早く人に話したい」という意識がつい働いてしまいがちです。

 しかし、これはタイミングとしてはNGです。誰か1人の耳に入れば、その話は瞬く間に広がっていくことを想定しなければなりません。特に「退職」というような、働く人にとって重大な話は、その広がる速度がはかなりのものです。退職の意思表示には正しい手順と言うものがあります。その手順を狂わせてしまう危険性がありますし、また「気が変わって、退職を考え直す」ということも人間にはありますので、このタイミングは避けなければなりません。

適切なタイミング

 退職の意思表示の正しい手順を考えてみましょう。決断をしたら、まずは上司に話をします。そのあとで退職届・退職願を作成して上司へ提出。しかるべき部署で手続きをして正式な退職が決定するというのが一般的な手順です。

 それでは、どの段階で職場のメンバーに意思表示するのがもっとも適切なのでしょうか?ベストなタイミングは、上司に話をしてその了承を得たタイミングです。退職願を出した後が理想ですが上司の耳に話が伝わったら、必ずしも退職願の提出後にこだわる必要はありません。上司が他のスタッフに話をすることも十分に考えられますので、それより先に本人から職場のメンバーに意思表示をする方がいいでしょう。

 遅くとも、正式な退職の手続きをする前には同僚に伝えたほうがいいと思います。これは人事部など他の部署の人が知っているのに同僚は知らない、といったおかしな事態を避けるためです。お世話になった同僚に、最後に不快な思いをさせるのは好ましくありません。

 同僚の中の誰から伝えるべきかということについては、神経質になる必要はありません。例えば直属の上司が課長の場合、部長にまでは速やかに話が伝わります。ですから、あとは職場の先輩、同僚、後輩ということになりますが「年長者から順番に」などと考えず、一番密に仕事をしている人にまず意思表示し、後はそのとき席にいる人に話すということで問題はありません。


 お世話になった職場のスタッフから、気持ちよく送り出してもらうためにも、退職の意思表示のタイミングは大切です。退職の決意をした時は、ここで紹介したことを意識して報告するようにしましょう。

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