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面接本番で自然に敬語を使えるようにするための練習方法

Shingo Hirono

2014/03/19(最終更新日:2014/03/19)


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by imtfi
 就職の際の面接では、正しい敬語を自然に使えるかどうかが面接官のチェックポイントになります。特に「敬語」は若い世代、学生にとっては頭の痛い問題かもしれません。身についてしまった言葉遣いを、面接の時だけ注意して改めるのは至難の技。敬語が苦手という自覚のある人は事前にしっかり準備をし、十分な練習をしておく必要があるでしょう。ここでは、自然に敬語を使えるようにするための練習方法を紹介していきます。

敬語の練習のための準備

 おすすめしたい練習法が「コーチについて行う練習」です。コーチ役はできるだけ身近な年配者がふさわしいでしょう。親の世代で、きちんと敬語を使うことができる人が適任者です。コーチ役の人選・依頼と並行して自己準備をします。

 面接で質問されることが予想される項目に対しての答えを、まずは文章に綴ります。可能な限り敬語を使った文章にしましょう。項目や文章量は多ければ多いほど、後の練習が効果的なものになります。文章が出来たら、それをコーチ役の人にチェックしてもらいます。添削をしてもらった正しい敬語の文章が練習のためのテキストになるのです。

面接を想定した自己練習

 そのテキストに基づいて自己練習を開始します。最初はテキストを見ながら何度も繰り返し練習し、最終的には暗記。自分で納得できる話し方ができるようになったら、それを録音します。そして録音したものを、再びコーチ役にチェックしてもらいましょう。

 敬語が自然に使いこなせているかを、コーチの耳で確かめてもらうのです。あるいはこの段階で「ここはこういう表現をしたほうが、より丁寧で自然な言い回しになる」というアドバイスをもらえるかもしれません。

応用練習

 前段までで、一応の効果は上がったと思います。しかし、よりしっかりと敬語を身につけるために、もう1段レベルアップした練習をするといいでしょう。それは「応用練習」です。

 実際の面接には雑談形式のものやグループ面接ということもあるので、それにも対応できるよう準備しておくのです。具体的には、コーチ役の人とマンツーマンで行います。コーチ役の人に一般的な面接項目ではない時事問題やニュース、あるいは芸能やスポーツに関する話題からテーマを1つ選んでもらい、質問してもらいます。これも録音しておいて、終わったあとでコーチ役の人といっしょにチェックするといいでしょう。

 そのチェックポイントに注意しながら、別のテーマについても同じように練習します。これを繰り返していくと、自然な敬語が身についているはずです。

 
 この練習方法の最大のポイントは、コーチ役の人選。手間ひまかかる練習になるため、気の置けない関係の人を選ぶ必要があります。家族と同居している人なら、親に頼むのが一番無難でしょう。そうでない場合は親しい友人の親や、趣味で知り合った年長者などに依頼するといいでしょう。どうしても見つからない場合は離れている親に連絡し、パソコンや電話を使ってレクチャーを受けるという方法もあります。「敬語」の練習で大切なことは一人で行わないことですので、協力してくれる人を見つけ、言葉遣いのレベルアップを図りましょう。

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