1. 会社の送別会に参加できない人が「自分の気持ち」を手紙で伝えるために必要な3つの要素

会社の送別会に参加できない人が「自分の気持ち」を手紙で伝えるために必要な3つの要素

by Tomas Germann
 会社でお世話になった先輩や上司、あるいは長年可愛がってきた後輩の送別会に、仕事の関係でどうしても参加できないということがあります。その場合、電話やメールではなく、手書きの手紙で自分の気持ちを伝えるのが、最良の方法です。相手はもう会社とは縁がなくなってしまうため、仕事とは関係のない人間としての気持ちを伝えるのに手書きの手紙ほど効果的なツールはないと言っていいでしょう。

 では、どうすれば気持ちをに伝えられるのでしょうか。ここでは、会社の送別会を欠席する場合の手紙の書き方を「3つの気持ち」に分けて紹介します。

1. 「お疲れ様」という労いの気持ち

 手紙でまず伝えるべきは、「お疲れ様でした」という労いの気持ちです。定年退職なら言うまでもありませんが、たとえ長くない期間であったとしても、同じ会社、同じ部署で一緒に仕事をしてきた「同志」が退職する送別会なのですから、これまでの仕事に対する労いが、最初に伝えるべき気持ちです。

2. 送別会を欠席するお詫びと、無念の気持ち

 次に、参加したかった、参加すべきだった送別会を欠席せざるを得なかったことを詫び、その無念を伝えるといいでしょう。欠席の理由については、先方はすでにわかっているはずですので、長々とした説明や言い訳は無用です。簡潔に「ごめんなさい」と書けばいいのです。

 「無念」にはもう1つ、「これからはもう、一緒に仕事をすることができなくなってしまう無念」もあります。こちらは強い思いを込め、丁寧なメッセージにするといいでしょう。

3. エピソードを交えての、感謝の気持ち

 感謝の気持ち、これが手紙のメインテーマになります。ただ「お世話になりました。ありがとうございます」と書いただけでは、自分の気持ちを十分に伝えることはできません。これまで同じ会社で一緒に経験してきた仕事の内容、アドバイスを受けたこと、飲み会や社員旅行の思い出、あるいはプライベートでの付き合いなど、具体的なエピソードを綴るのです。例を紹介しましょう。

 「○○先輩と一緒に関西へ出張し、お得意先から大きな契約を取ったことがありましたね。私はまだ、入社2年目。はじめて経験する大きな仕事でした。あの日、先輩と2人で炉辺焼きの店で祝杯をあげたことが、まるで昨日のことのように甦ってきます。『勝利の美酒』を実感しました。そして、あのとき先輩からアドバイスしていただいたこと。『君にとってこれはデビュー戦に過ぎない。早く君が後輩に勝利の美酒を飲ませてやれるように、がんばらないといけない』というあの言葉は、私にとって大きな指針になりました」。

 このように、できるだけリアルにエピソードを記載することで、感謝の気持ちをより強く表現することができるのです。


 手紙は当日出席する同僚に託し、送別会で渡してもらうように手配するといいでしょう。退職者は帰宅してからその手紙を開くため、タイムリーに気持ちを伝えることができるでしょう。送別会に参加することができないという人は、上記のことを踏まえて手紙を作成してみてはいかがでしょうか。

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