1. 自社把握の基礎となるSWOT分析を用いて経営革新の土台をつくる方法

自社把握の基礎となるSWOT分析を用いて経営革新の土台をつくる方法

 経営革新の基礎として挙げられる方法にSWOT分析があります。SWOT分析を上手に活用し、経営革新を行っていきましょう。 

SWOT分析とは 

 SWOTとは、強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)の頭文字からなる略語です。SWOT分析とは、これらを軸に現在の企業の状況を分析し評価することで、企業のもつ内部資源と企業を取り巻く外部環境から現状のビジネス環境を分析するためのフレームワークの事を言います。 

 強み・弱みは自社が持っている能力に関することを言い、機会とは自社にとってのビジネスチャンスとなる要因の事を言います。また、脅威とは自社にとっての障害や困難などの要因の事を指します。 

 SWOT分析を行った上で、既存事業の強みや弱みを把握して環境変化に応じた新規事業戦略を導き出す事も可能なため、経営革新計画を策定する際にも有効です。環境変化に応じた戦略を導くには、クロスSWOT分析を用います。クロスSWOT分析では、4つの項目を掛け合わせることで分析を行います。例えば、強みと機会を組み合わせることで、「どうすれば強みを活かし、機会を有効にする事ができるか」という命題があげられます。また、強みと脅威を組み合わせることで「どうすれば強みを活かし、脅威を回避する事ができるのか」という命題も浮かび上がります。 

経営革新におけるSWOT分析の方法 

 SWOT分析の手法としては、まずは自社の事をしっかり把握すること、特に強みの把握が大切になります。強みは競争優位における源泉であり、時には他者が苦労しても出来ないという事がたやすくできてしまう場合もあります。強みは1つだけでなく、多数あるならば多い方がよいです。それを軸に業績を振り返り、ヒト・モノ・カネ・情報の関係性について考えてみる事が重要です。 

 強みが見つかれば自然と弱みも出てくる場合があります。時には弱みと思っていたものが強みに転じる事もあるからです。内部資源をまとめる事ができたら、続けて外部環境を整理します。機会や脅威においては、時間の経過や置かれた立場において変化することが多いです。これらの要素は一概には決めつけず、曖昧である事を前提に戦略のヒントを見出す事が必要です。経営革新を行う場合には、事前にSWOT分析を駆使することで、経営革新を成功に導いていく事が可能になる事でしょう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する