1. PDCAサイクルを構築し社内に浸透させるための方法

PDCAサイクルを構築し社内に浸透させるための方法

by wolfpix
 企業は、具体的にどうすれば変化していけるのでしょうか。変化していく為には日々の業務の中でいかにPDCAを繰り返し、より良いものづくりやサービスを生み出せるかを考えることがスタートになります。 そこで、今回はPDCAサイクルを構築し社内に浸透させるための方法について紹介していきます。

1. PDCAを構築する

 日々の業務やサービス内容といった点に対して、まずは疑問を持つことから始めましょう。“本当にこれで良いのか”といった視点を持ち、これまでの常識や先入観、固定観念といったものを一切排除してみるところからスタートするのです。まずその疑問の目を持たない限り、PDCAそのものがスタートしません。

 PDCAサイクルを上手く回せていない企業においては、PDCAのP(計画)の力が弱いケースがあります。PDCAを構築する上で一番大切なことは、プラン・計画です。何故かと言うと、プラン次第で実行しやすいか、検証しやすいか、再度実行しやすいか、全てが決まってくるといって過言ではないからです。その為にプランを立てる上では、“誰を中心にして、誰と、どのように実行して、それをいつまでにどういった検証をして、いつまた再実行する”といった詳細な計画と行動マップを作成しておく必要があります。 

 このマップ作りが出来ていない為、多くの企業で、計画は出来ているけど実行に移せていなかったり、実行は出来ていても、検証が出来ていない、といった状態に陥るのです。PDCAを構築する為には、計画を緻密に具体的に立てることが非常に重要です。

2. PDCAサイクルを社内に浸透させる

 PDCAというのは、ある1つの事象や事案について行えば良い、というものではありません。成長を続けている企業であればあるほど、何事も一見些細な業務内容であってもPDCAサイクルが回るよう風土が根付いています。

 例えば、改善案等の意見を上げる人間を、頭ごなしに否定するのではなく、評価する文化が根付いている組織であれば、意見がたくさん上がります。また、社内で生産性や効率といった意識が根付いている組織であれば、ムダな業務は改善しようという動きがごく自然に発生します。つまり、評価制度や組織風土に依拠していることが多いのです。従って、PDCAサイクルを社内で浸透させたいのであれば、まず人事評価や社員の意識改革と連動させることが重要なことなのです。

  PDCAサイクルを組織に浸透させる上で、効果的な方法があります。それは社内に新規事業提案制度や新商品提案制度というものを作るのです。社内の重要プロジェクトに据えて、新たな事業や商品が実現するまでの全プロセスを、組織の出来るだけ多くの人が参加できるよう枠組みを作るのです。既存の事業や社員の業務に支障をきたさない範囲でも構わないので、ゆっくりと1年位かけて、まず1つのPDCA事例を形にすることで、社員達は驚くほど変わっていきます。 

 以上が、PDCAサイクルを構築し社内に浸透させるための方法です。老舗体質の強い企業や、受託業務が中心の企業においては、PDCAサイクルそのものが根付きにくい点もあります。しかしながら企業は永続的な成長と、何より生き残りをかける上でも日々のPDCAを組織内に浸透させていくことが重要です。

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