1. 上司が新入社員が抱える悩みを解決する時に役立つ指導方法

上司が新入社員が抱える悩みを解決する時に役立つ指導方法


 新入社員が持つ悩みは、多岐に渡ることが予想されます。それぞれが持つ許容範囲や性格などにより、その悩みはさまざまでしょう。新入社員を指導する上で、その悩みをどのように解決へと導けばよいでしょうか。

指導する役割の人物を決める

 新入社員を指導する上で効果的な方法は、上司や先輩など、できればマンツーマンで指導する役割・制度を作っておく方法が挙げられます。この役割・制度の効果的な点は、この役割の人には悩みを打ち明け相談してもよいのだと窓口を開いていてあげられることです。

 新入社員の悩みは、仕事の事、人間関係の事、生活とのバランスの事など様々で、中には言い出しにくいことやこのようなことは相談してもよいのかわからないという問題を抱える場合もあるでしょう。しかし、新しい職場でその新入社員がポジティブに元気に仕事をスタートできるように、新しい環境での悩みは早い段階で解決されることが職場においても望ましいことと言えます。

 そのような時に言いやすい人が役割として立っていてくれると、打ち明けること比較的容易になるのです。そして、それは周りの同僚にも了解が得られていることが大切です。そのために、上司や先輩が新入社員の担当という形で置かれていると、新入社員が孤立することを防ぐことができますし、その制度の存在のおかげでまわりの同僚も意識を持ちそれを共有することができます。これが、新入社員にとっては良い環境となり得るのです。

新入社員の悩みを解決する具体的な方法

 新入社員の悩みに対しては、個別にその悩みを吸い上げる環境が必要となってくるでしょう。そのための役割・制度が決まっていると、役割を課された人が個別に新入社員にタイミングを見計らって様子を聞くことが自然な形で行われます。

 職場では言いにくそうだと感じたら、個別に時間をとって会議室や仕事終わりで夕食をしながらざっくばらんな雰囲気を作ってあげることもそれを制度化していると、業務内の活動として職場として認められて新入社員にとっても安心した場となるでしょう。どのような種類の悩みを抱いているかで、その役割を課された人は、責任を持って、解決へとアドバイスすることが必要となってきます。

 新入社員にとって仕事が難しく、進度が思うような結果とならないというような具体的仕事についての悩みなら、その新入社員にとっては課題がフィットしていないと考えられるので仕事全体を社内で早いうちに見直すことも必要でしょう。分担を変えたり分担を減らしたりなど、新入社員が結果を出せる業務にすることは社内全体の仕事が滞らない為にも必要です。

 また、上司としてフォローすることで、新入社員が仕事をやりやすくなる場合もありますので、具体的なポイントを吸い上げてそれを上司や社内に下ろし、全体として解決策をとることも必要となってくるでしょう。さらに、新入社員の個人的な悩みが仕事の進度を遅らせる悩みとなっているケースも考えられます。

 こういう悩みは個人で抱えてしまうことが多いですから、話しやすい人が社内にいるだけでも気持ちが晴れるということにも繋がります。家庭の悩みなどは会社の人間では解決できないこともありますが、会社の仲間がいるというその存在を認識するだけでも、新入社員は仕事場という新しい環境を得たことを実感し、気持ちを切り替えて仕事に取り組むことができることもあるでしょう。

 そしてそのような個人的な悩みは、すべて聞き出さなくてもよいことではありますが、その役割を負った人は上司にそれとなく報告をするなどを然るべき人と共有して大きな目で見守るという環境作りも必要でしょう。

新入社員の悩みを俯瞰して指導する

 新しい職場という環境で、さらに悩みが増えてしまう新入社員もいることでしょう。そこで、まわりの同僚から伝えてあげたいのは「ひとつの悩みにとらわれて、ふてってはだめだ」ということでしょう。人生には悩みは誰にでも尽きないものですし、最初から全部うまくいく人などいないということをそれとなくアドバイスして、リラックスさせてあげることも大切です。

 そして悩みのせいですぐに諦めたり、自暴自棄になる必要はないというアドバイスと共に、広い視野で見て、物事を俯瞰でとらえることも大切と教えてあげられるようなことは、新入社員が悩みから思い詰めてしまうことを未然に防ぐことができるでしょう。

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