1. 目標を達成する為に必要な事業計画作成のポイント

目標を達成する為に必要な事業計画作成のポイント

by *嘟嘟嘟*
 事業計画は、会社がこれから一年間を予測する上で必要となる経営指標となります。しかし、よい事業計画を立てるのは簡単ではありません。今回はそういった事業計画作成のポイントを段階を追って紹介していきます。

1. 事業計画の作成

 事業計画の作成は、基本的に損益計算書で見るところが多いです。しかし、損益計算書だけで見てしまうと、ある落とし穴に気付かないことがあります。それは、借入返済です。借入返済は損益計算書には関係ありませんが、毎月キャッシュアウトするので、借入返済を考慮する必要があります。

 では、事業計画を作成していく上で、損益計算書と借入返済とを見るためには、まず、損益計算書を売上から原価、経費と算出し、利益を算出します。そして、残った利益から借入返済を充てることで、いくらキャッシュが残るのかという仕組みになります。

 これは、事業計画の中で、業績推移と資金繰りの両方を見る事が出来る手法で、こういった事業計画の作成の仕方をしている会社は、業績よりも資金繰りを重視している会社が取り入れています。資金繰りに不安があるという場合には、業績と資金繰りの両方を見れる事業計画を作成するのがオススメです。

2. 事業計画の検証

 事業計画の検証とは、事業計画を作成した段階で、原価や経費を削減可能なのか、売上は最低でも達成出来るのかを検証しなければなりません。一つ一つの項目を細かくチェックする必要がありますが、検証する基準として直近の実績が基準となります。

 実績を踏まえて、事業計画では増加するのか減少するのか、また削減可能なのか、増加してしまうのかを実績や現状を踏まえ、将来の予測を考慮して検証することになります。算出した金額の根拠を問わせることは当然のことですので、金額根拠を明確に示す必要があります。実勢と現状、将来の予測を勘案して、事業計画を検証していくことで、売上目標、コスト削減などを予算で取り決めることができます。

3. 実績と事業計画との比較

 事業計画は作成して終わりではなく、実績との比較を行う必要があります。計画の段階で算出した金額と、実績との比較を行う事で、増加や減少をチェックし、問題点や改善点などを掘り起こすことで、即改善に取り組むことが出来ます。売上や原価は計画より増加したのか減少したのか、経費は計画よりコストが増加・減少したのかを、一つ一つ事業計画とチェックすることで問題点を見つけることが重要です。

 改善されている項目は継続していけばよいですが、問題点は改善しなければなりませんので、改善策の案、アプローチの仕方で、改善に向かうのかを事業計画を作成した基準とを比較して改善していくことになります。

 実績との比較で、事業計画とのズレを検証することも、事業計画を作成する重要な役割です。ですから、作成したところで事業計画の役割は終わりではなく、一年を通して実績との比較を行う事が重要です。

 以上が、事業計画作成のポイントとなります。ただ作成するだけではなく、検証や比較を通して、実現可能な事業計画を作成していきましょう。

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