1. 企業やチームにおいて経営戦略を策定することの必要性

企業やチームにおいて経営戦略を策定することの必要性

by Ed Yourdon
 企業を取り巻く経営環境の激しい変化や企業活動の多様化のため、企業では全体の調和がうまくとれないことがあります。そこで、共通のルールを決めて活動することが必要となります。また、同業他社との激しい競争が続いている状況の中では、他社との競争に打ち勝つための戦略も必要になるので、経営目標達成のためには企業における経営戦略の必要性が高まります。

分析・全体戦略の策定

 経営戦略策定のメインになるのは、将来企業のあるべき姿を提示した経営理念や経営目標などのビジョンです。そして、これらのビジョンを実現するために、どのように行動するのかを決めるのかということが経営戦略の策定です。これは、次のようなステップで進んでいきます。

1、分析

 企業を取り巻く環境を分析し、これからの経営環境が自社にとって「機会」となるもの、逆に「脅威」となるものは何か確認します。一方で、自社の能力と業績の分析から自社の「強み」と「弱み」を理解します。

2、全体戦略の策定

 企業の戦略は、全体と個別の2つから成り立ちます。全体の戦略は戦略ドメインの設定からなり、個別戦略は全体戦略を具現化するためのもので「事業戦略」と「機能戦略」に分類されます。戦略ドメインとは、どの市場層のどのニーズにどのような経営資源で対応するかを決定するものです。これを具現化する手法に、製品や事業の「ポートフォリオ」、製品や市場の「成長マトリクス」といったものがあります。

個別戦略の策定・戦略の評価と決定・アクションプラン

3、個別戦略の策定

 特定の製品やサービスを、どのような顧客層や市場に対してどのように展開していけば競合企業に勝てるかということを決める戦略です。機能別戦略は、営業・製造・研究開発・物流・財務など事業を実際に運営している単位ごとの戦略です。

4、戦略の評価と決定

 いろいろな戦略の中から、自社の強みを最大限に活かせる最適なものを選びます。戦略の効果や期間、実行のために必要な経営資源なども含めて総合的に判断します。

5,アクションプラン

 ポイントは、いつまでに何をするかというスケジュールと構成員がどう活動すれば達成できるかといったことが明確にされていることです。 このようにしっかりとした戦略の必要性は十分に理解できたはずです。そしてその必要性を理解している企業は業績も上昇傾向にあります。

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