1. フリーランスとして働く人が請求書を作るときに知っておくべきこと

フリーランスとして働く人が請求書を作るときに知っておくべきこと

 フリーランスで仕事をしていく上で報酬のやり取りは必須項目です。お金をやり取りするのですから何も書面に残さないでいると、後々後悔することになるでしょう。ここではフリーランスとして仕事をする人の請求書の作り方を紹介します。

請求書に記載する項目

 一般的な請求書に記載する項目は、「請求書番号」「宛先」「発行日/請求日」「作成者/請求者」「タイトル」「請求明細」「消費税」「源泉徴収」「振込先」です。

 請求書番号は自分がわかればいいので、通し番号にしたり、請求先のグループ別にしたりしてもかまいません。宛先は請求する相手の名前です。個人なら個人名を、企業なら担当の部署名や担当者の名前を書きます。日付と作成者は、請求書を書いた日付で統一していることが多いようです。タイトルは何に対する請求書なのか、請求明細は具体的なサービスや商品名や金額を記載します。消費税は小計のあとに付けるのが一般的です。「源泉徴収」は、指定された業務範囲だけですので必要ない人もいます。最後は振込先です。この時、振込手数料はクライアント持ちなのか自分持ちなのか、しっかり明記しておきましょう。請求金額が少し足りないので計算してみたら振込手数料だった、というのはよくある話です。少額なので催促もしにくいですから、しっかり説明もしておきましょう。

源泉徴収が必要な業務とそうでない業務がある

 源泉徴収は、所得の発生する源から所得税を徴収することです。会社であれば従業員に給料を支払う際に、利息であれば金融機関が預金者に支払う際に納税します。フリーランスとして仕事をする人は間に立つ人がいないので、源泉徴収の請求も行わなくてはいけません。以下の報酬を受け取る人は源泉徴収が必要な個人事業主になります。

1. 原稿やイラスト、写真、作曲、各種デザイン等、文章やデザイン作成の報酬(個人事業主)
2. 税理士、弁護士、司法書士、社会保険労務士、行政書士等、資格業の方の報酬(個人事業主)
3. 社会保険の診療報酬(個人事業主)
4. プロ野球選手やサッカー選手等、プロスポーツ選手の報酬(個人事業主)
5. テレビや映画、ラジオ等の出演料、および、芸能人の報酬(個人事業主)
6. キャバクラやバーなどでホステスが受取る報酬(個人事業主)
7. プロスポーツ選手が受取る一時的な契約金(個人事業主)
8. 広告宣伝のために支払う賞金や景品等の金品

出典:個人事業主の源泉徴収 | 会社顧問税理士の税務相談室
 技術系の職人や製造業など、源泉徴収の対象外になる職業もあります。


 文房具売り場に行けば必ず一般的な請求書は置いてありますし、オフィスソフト用の無料テンプレートもあります。またオンライン上には有料無料にかかわらずたくさんの請求書がありますので、自分の業務内容にあった請求書を選びましょう。また請求書は収入・支出の証拠なので必ず控えを残しておいてください。

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