1. Webサービスを開発し運営したいと思っている人に役立つアイデアの出し方

Webサービスを開発し運営したいと思っている人に役立つアイデアの出し方

 現代はパソコンとインターネットの急速な普及により、起業のハードルが下がりました。参入障壁が低く、誰でもインターネットを活用したビジネスに参加できる時代になってきたのです。そのため競合も多く存在し、起業して生き残っていくために新しいアイデアを模索している人も多くいます。 

 今回はWebサービスにフォーカスして、Webサービスを運営していく時のアイデアの出し方についてご紹介します。 

足りないモノからアイデアを得る 

 皆さんは、チャットワークをご存じでしょうか。チャットワークとは、情報共有・タスク管理をパソコンやスマートフォンなどを使って、どこでも会議ができるといったサービスを提供しているWebサービスです。

 このチャットワークというアイデアは、既存サービスの不便さから生まれました。チャットワークをつくったChatWork株式会社では、業務効率化のため、オフィスでは電話機もメールも使わず、Skypeチャットで社内コミュニケーションを行っていました。しかし、会社の成長と社員数やプロジェクトの増加に伴い、Skypeに対して様々な不自由さや不便さが目立つようになってきました。 

 例えば、グループ管理の不便さがあります。Skypeでは案件ごとに管理する機能がなく、プロジェクトの数が増えてくると管理が難しくなってしまいます。そこに目を付けたのが、このチャットワークです。「自分たちで管理しやすいWebサービス作ろう」という想いで作られました。 

 ここから学べることは、日常のちょっとした悩みを解決するサービスを構築したことです。斬新なアイデアや天才的な閃きではなく、日常の不平不満を解決させてビジネスにしました。もしかしたら、日頃の悩みが新しいアイデアのヒントかもしれません。 

顧客からアイデアを得る 

 顧客の声を上手に利用したのが、イー・ステージ株式会社です。この会社は、子供向けの「ウェルフェア(福利厚生)キッズ」をインターネット販売しました。このサービスのマーケティングアイデアとは、無料サンプルを提供しアンケート調査をするというものです。

 イー・ステージ株式会社の社長である野崎勝弘氏は、このアイデアを「顧客に直接、商品の感想を聞くと、ワン・トゥ・ワンに近いものになる。なんでも売りつけず、このデータを加盟している会社と共有していくのです。」と評しています。 

 イー・ステージ株式会社は、こうして店頭で得られたデータを共有するシステムMRM(メディア・リレーション・マネジメントシステム)を2004年に運営を開始しました。加盟会社と一緒に利を得ようと、うまく他社と協力した事例です。 

 さて今回は、日常の不満と顧客の声というごく当たり前のところからアイデアのヒントを得て、ビジネスにつなげていった事例を紹介しました。2つとも、斬新で革新的なアイデアではないかもしれません。しかし、日々のちょっとしたことに目を向けることや、顧客の声を大事にする姿勢は見習うべきポイントであると言えます。  


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