1. 人に相談しながら自己分析をしたいときに考えておきたいこと

人に相談しながら自己分析をしたいときに考えておきたいこと

by h.koppdelaney
 自己分析で一番難しいのは、なかなか客観的に分析できず、正確な自己評価ができないということではないでしょうか。もちろん、それをしっかり自覚して可能な限り客観的な目をもって自分を分析するのが基本です。

 しかしその客観性には限界があります。その限界を超えるためには、人に相談してチェックしてもらう方法が有効です。ここでは、人に相談しながら自己分析を進める上での留意点について書いていきたいと思います。

人に相談する前に気をつけること

 下準備なしに最初から相談するという人はあまりいないと思います。まず自分で「たたき台」を作るのが一般的なやり方です。ただし、その「たたき台」の出来不出来が、その後の自己分析の進捗に大きくかかわってきます。

 つまり、「これ以上自分を客観的に捉え、論理的に評価することはできない。これがパーフェクトな自己分析だ」と思えるぐらいのたたき台を作るのです。この前段階をおざなりにしてしまうと、相談された人も対応しにくく「どう相談に乗っていいかわからない」ということになってしまいます。

誰に相談するかが重要

 では、誰に相談したら良いのでしょうか。まず考えられるのはプライベートな友人、知人でしょう。しかし、それはあまりおすすめはできません。親しければ親しいほど、あなたと同じように主観的にしかあなたのことを見られなくなるからです。

 また、家族に相談するというケースもあると思います。親兄弟も主観的にはなりがちですが、友人に比べるとむしろ冷静に対応し問題点を指摘してくれると考えられます。ただし、家庭内のあなたしか知らないわけですから、当然そこに限界はあります。

 それでは、誰に相談するのがベストなのでしょうか。それは、あなたが社会人ならあまり親しくない同僚か上司、あなたが学生ならゼミの教授や担任の先生です。理由としては、あなたのことをよく知っていてしかも客観的な評価を下してくれる可能性が高いからです。

アドバイスに応じて推敲し、自己分析を完成させる

 そうした人に相談してアドバイスをもらいながら、最初のたたき台に推敲を加え改良していきます。1度の相談で終わることもあれば、何度も相談と推敲を重ねて、完成させることもあるでしょう。

 人に相談して自己分析を進める大きなメリットは、新しい気づきがあるという点です。自分1人で考えていたときには思いつかなかった自分の一面が、人の目によって指摘されるということが少なくありません。「人の目によって、自分について気づかされる」というところがポイントであり、そこに「本当の自分の姿」があるかも知れません。

 注意しなければならないのは、最初から結論を持たないことです。「自分はこういう人間だ」という結論は、人に相談して自己分析したあとで自然に浮かび上がってくるものなのです。

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