1. 起業の手続きに必要な費用と意識しておくべきポイント

起業の手続きに必要な費用と意識しておくべきポイント

by epSos.de

 起業する時にいくらお金が必要となるのかと考える場合に、予算を削る方向で考えてはいけません。資本金1円でも起業は可能ですが、会社が軌道に乗るためには時間もかかります。準備金を削りすぎたために1年以内で倒産することのないよう、しっかりと起業をする時にいくらぐらい用意する必要があるのか考えましょう。ここでは株式会社で考えて見ることにします。

【1】登記費用は最低限度の費用です

 株式会社の設立の手続きで最低限必要なものは登記費用です。株式会社の設立登記は設立項目を決定し、定款の作成と認証をします。次に登記書類を作成し、会社設立登記をします。そして開業の届け出という流れがありますが、この過程で必要な費用は次のとおりです。

 まずは定款に貼る収入印紙代で4万円です。電子定款の場合は印紙不要です。その他定款の認証手数料が5万円、定款の謄本手数料が約2000円、そして登記の際の登録免許税がかかります。金額は資本金額×0.7%です。ここでのポイントですが、会社設立の代行業者に頼むと設立費用を安くすることができます。先ほどの4万円の収入印紙ですが、電子定款を作成すれば不要になります。素人が電子定款を作ろうとすると専用の機器の購入のために逆に費用がかさみますが、会社設立の代行業者は概ね1万円位でどこも電子定款を作成するため、電子定款を依頼するだけで3万円の節約になるのです。

【2】資本金を決めるポイント

 先ほど登録免許税は資本金額×0.7%と説明しましたが、手続きを進める上で資本金をどのように決定するのかを考える必要があります。一番大切なのは初期費用+3ヶ月分の運転資金です。これは最低限必要です。あとはこれに取引先や仕入先の企業規模など考慮して決定します。

 そして、事務所の契約費用や印鑑やパソコンなどの事務用品の購入費用、ホームページの作成費用なども用意しなければいけません。こうしたその他費用を合計すると大体150万円程度は必要となります。総務省の統計では起業資金は約500万円で、内訳は登記費用が約25万円、資本金が平均300万円そしてその他費用として150〜180万円となっているようです。


 ここまでしっかり考えることができれば、そう簡単には倒産することもないのです。起業して失敗する原因は予算のない見切り発車や計画性のない行動です。資本金もしっかり考えきちんと準備すれば成功する可能性は格段に上がるでしょう。

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