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面接の自己PRで向上心のある人材だと伝える方法

Kazuhiko Tanabe

2014/03/08(最終更新日:2014/03/08)


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by Ed Yourdon
 自分の希望の会社に入社することは一つの目標でもあり、人生の大きな区切りでもあります。学生から社会人になる際、また社会人になった後に新天地を求める際の就職・転職の活動で最も重要なものは就職面接でしょう。面接を成功させたいという人はこの準備のために多くの時間を割き、頭を悩ませることだろうと思います。さらに、企業が採用に値すると感じるまでにはいくつものステップがあり、そこを全て乗り越えて晴れて就職という区切りを迎えることができます。このステップの第一段階で多くの人を悩ませるのが自己PR。今回は、向上心を自己PRで表現する方法について書いていきたいと思います。

目標について明確に

 向上心を持つには、現在の状態に満足しない、という心構えが必須条件です。普段の生活の中で自分自身で限界を決めず、高い目標を持って努力をしている人は、自身の過去についても明確化させて語ることができます。より高いところを目指すには1年後、3年後、5年後…と自分が歩む道をイメージしましょう。それさえ出来ていれば面接会場でも食事の席でも、いつでも自身の自己PRをすることが可能になります。自分の未来をイメージし、それを具体化するための方法をしっかりと打ち出せる人材は、向上心のある人だという印象を相手に与えることができます。

能動的な活動から得たものをアピール

 働きながら新たなことを学ぶのはとても骨の折れる作業です。もちろん例外はありますが、学生時代の学びは多くが与えられるものであったのに対して、休みの日に自主的に勉強をしたり、セミナーに参加したりなど、社会人になってから得る知識は、能動的な活動から生まれるものがほとんどでしょう。そこで得た知識を自分なりに昇華し、身に付けることはまさに向上心の賜物だと言えます。しかし、ただ勉強したり、セミナーに参加するだけなら誰にでも出来ますが、それをすることで得られる具体的なメリット面接で説明できるよう準備しておきましょう。面接の際にはぜひ、自分が能動的に得た知識に対して自信を持ち、その知識をいかに企業へと役立てることができるかを伝えるのです。

 自己PRでは自分の人生を振り返り、一番に知って欲しいことを掘り下げ、それらをごく限られた時間の中で分かりやすく伝えることが必要です。向上心を持ち、能動的に学び得た知識を常に意識することが、面接への自信にも繋がってくるのです。

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