1. 起業にかかる費用は一般的にどのくらいなのか

起業にかかる費用は一般的にどのくらいなのか

by stevendepolo
 「起業しよう!」と思ったら「一体どのくらいの費用がかかるか?」ということがまず気になると思います。起業に必要な費用は、会社設立にかかる費用と会社の事業運営にかかる費用の2点に分けることができます。それぞれ、どの程度の費用がかかるのでしょうか。

1.会社設立にかかる費用

 ここでは、株式会社を設立することを前提として必要な費用を見ていきます。以前は原則として、株式会社を設立するためには1,000万円の資金が必要でしたが、現在では、1円でも株式会社を設立することができます。しかし実際に1円で会社を運営していくのは実質不可能です。最低でも、法務局への会社設立の登記の費用として、10万円~20万円程度かかるのです。

2.会社の事業運営にかかる費用

 会社の事務所を自宅とは別の場所に設けるなら、当然ながら事務所の賃料がかかります。同時に、不動産会社への敷金・礼金・仲介手数料等も発生します。それらに加え、パソコン・プリンター・机などの様々な備品が必要ですし、業務を開始したら、水道光熱費・電話代・インターネット費用・移動交通費なども発生します。業務開始と同時に人を雇う場合、その人の給与に加えて、社会保険料も発生します。

 しかしこれらの費用は、抑えられるものもあります。例えば、会社の事務所を自宅にすれば、事務所にかかる賃料は不要です。また備品は手持ちの物を使ったり、知り合いの不用品を譲り受けたり、リサイクルショップなどで安く購入すれば、一定の費用は抑えられます。さらに人を雇うと、その人に支払う給与の3倍程度のコストがかかると言われています。事業を拡大していく上では、人を雇うことを考える局面も来るでしょう。しかし資金・事業目途ともに不安定な起業当初は、慎重に検討した方がいいかもしれません。

3.300万円~500万円を目安に

 これまで会社設立費用・会社の当面の運転資金の目安について紹介してきました。結局のところ、全部ひっくるめて起業の費用はどの程度かかるかと言うと、300万円~500万円が一般的な目安となります。その理由は、法務省統計によると、資本金は300万円~500万円とする会社が多いためです。

 もちろん、人によって、起業のためにつぎ込める金額は異なります。起業当初から人を雇う場合は、プラスアルファの上乗せが必要です。しかし、現在ではWebサービスやアプリ開発を圧倒的な低コストで開発して起業する人も増えているので一概にそこまでの資金が必要だと断言することはできません。自分がやりたい業種をしっかり考慮し、その上で今一度費用について調べてみることをおすすめします。

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