1. ベストな意思決定のために必要な情報とは?「3つのスケール」の情報を見逃すな!

ベストな意思決定のために必要な情報とは?「3つのスケール」の情報を見逃すな!

 仕事は意思決定の連続の上に成り立っています。意思決定の際にはほとんど無限といえるような情報の中から有益な情報をピックアップする判断力が必要になります。個人での意思決定にせよ、セクション単位の意思決定にせよ、さらに大きな企業としての意思決定でもそれは変わりません。

 判断ミスをしないためには、必要な情報のチェックが不可欠です。その情報とは何でしょうか?情報を3つのスケールに分けて考えることから始めてみましょう。

最大スケール:必要な情報

 まずもっとも大きなスケールの情報は社会情勢や政治マターです。たとえば、2014年4月に消費税が8%に、2015年10月に10%に増税されます。これが社会的、政治的情報です。起業が業績アップを考える場合、この情報を無視した意思決定をすることはありえません。これはわかりやすすぎる例ですが、より高度でレアな情報が意思決定の「よりどころ」となるのが一般的です。

 場合によっては世界情勢も、必要な情報となるでしょう。たとえ、個人的な領域での判断であっても、そうした大きなスケールの情報を視野に入れ判断することが正しい意志決定のために不可欠な要素と言っていいでしょう。

中程度のスケール:同業他社の情報

 次に必要な情報は、業界内の情報です。ある新しいプロジェクトを考えたとしても、それがすでに同業他社で推進しているものであれば、単なる後追いとなり成果はあまり期待できません。自社が先行したプロジェクトでなければ、意思決定の意味も薄れてしまいます。ですから、業界内の情報や同業他社の動きをリアルタイムで把握し、さらに、他社がどんな動きを見せようとしているのかまで把握することが肝要なのです。

最小のスケール:自社内の情報

 最後に必要な情報は、自社内の現実的な環境と社員の体質、考え方の傾向に関する情報です。「この案件に対してこういう判断を下した場合、社員やスタッフはどういう反応を示すか」あるいは「このプロジェクトに関して、こういう意思決定をしたとして、実際にスタッフはそのとおりに動いてくれるか」。これは、ある意味でもっとも大切な情報です。いくら「すばらしい」と自分で思う意思決定をしたとしても、実際にスタッフがその決定に即して動いてくれなければ、計画の実現は不可能です。実現するためには、社内の雰囲気やスタッフの意識など、もっとも身近で、もっとも小さな情報収集が必須になるのです。


 大きな情報から小さな情報まで、広いスケールの情報を視野に入れることが最適な意思決定には欠かせません。意思決定がうまくいかないと思ったときは、どのスケールの情報が自分に足りないのかを考えてみてはどうでしょう。

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