1. SWOT分析を利用して企業の経営戦略を立てる方法

SWOT分析を利用して企業の経営戦略を立てる方法

by PhoTones_TAKUMA
 SWOT分析の考え方は、マーケティングの手法で、経営戦略を立てるときの考え方の1つです。SWOT分析をすることで、現在の企業のポジショニングがはっきりとわかります。ここでは、SWOT分析を利用した経営戦略の立て方について紹介したいと思います。

現状を把握する

 分析するときに強み・弱み・機会・脅威に分類し、分析するのがSWOT分析と言われていますが、一言でいえば内的要因と外的要因を分けて、メリット・デメリットを洗い出して分析することがSWOT分析です。事業が置かれている状況を、ただ漠然と思い返すだけでは何の分析にもなりませんが、一つ一つの事象を「内部なのか外部なのか」「いいことであるのか望ましくないことなのか」に分類していくだけで、情報が整理されます。

 内的要因か外的要因か迷うケースもあると思います。基本的には自助努力の及ぶものか、そうで無いものかが基準となるでしょう。例えば、「売上低迷」は一つの現象ですが、その原因を細分化すると、価格競争が激化と製品力の低下の2つになることがあります。価格競争やライバル社の動向は外的要因なので「脅威」です。一方、製品力の低下は自社の内的な要因ですから「弱み」と言えます。このようにして、問題を細分化し、しっかりと分析を行いましょう。

戦略を分析する

 SWOT分析によって見えてきた課題に対しフォローしつつ、強みや機会を活かすのが経営戦略のあるべき姿です。そして、策定された経営戦略についても、SWOT分析を行うことで、より実践的な戦略にすることができます。ここで重要となってくるのは、時間軸を意識した分析です。経営戦略を遂行していく過程や、一定期間経過後の着地点で、事業の強みはどのように強化されていくのか、弱みはどのように解消させていくのかを検討する必要があります。

 また外的要因については、現状の機会や脅威がどのように変化していくか予想することも必要です。外的要因の予想は、あくまでも予想ですのでそこの精度は問題ではありません。重要なのは、常に変化していくことを前提とした経営戦略であるべきだという点です。


 ここでは、SWOT分析を利用した経営戦略の立て方を紹介しました。SWOT分析をすることで、自分の会社がどの位置におり、今後どのようになるのかが明確になります。ここで紹介したような分析を行い、きっちりとした経営戦略を立てましょう。

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