1. 組織をマネジメントする際にチームのマネージャーに求められる要素

組織をマネジメントする際にチームのマネージャーに求められる要素

 「ハイパフォーマーが、良いマネージャーになるとは限らない」とよく言われます。組織をマネジメントするためには、仕事で成果を上げられるだけでは不十分で、それ以外の必要な要素があります。それでは、組織をマネジメントする時に必要な要素には何があるのでしょうか。 

部下の良いところを把握する

 組織には、様々な特徴を持つ部下がいます。部下のモチベーションを上げ組織全体として高い成果を残すためには、部下に「個々の強みを発揮できるような仕事」を任せたいものです。 

 そのためにマネージャーは、部下の良いところを的確に把握しておく必要があります。例えば、コツコツ仕事を進めることが得意な部下にはデータ作成を任せたり、人前で話すことが得意な部下には会議のプレゼンテーターを任せたりといったものです。 

何かあった場合の責任はマネージャー  

 マネージャーの役割の一つに「部下の責任を取ること」があります。マネージャーは、「あなたに仕事を任せる。万一の場合には、私が責任を取る」というスタンスを部下に示さなければなりません。 

 このようなスタンスをマネージャーが示すことで部下は安心して仕事ができ、それが高い成果にもつながるのです。 メンバーに仕事を任せるばかりで、何かあったら責任は部下自身にとらせるというスタンスのマネージャーは実際多くいますが、そのようなマネージャーには誰もついてきません。 

どんなに多忙でも部下の話はしっかり聴く

 組織をマネジメントする上で、部下とのコミュニケーションを積極的に図ることは重要です。自分一人で、組織内で起こっていること全てを把握することは到底できません。そのため、部下自らが必要な情報を自分のもとへに運んできてくれるような環境を、マネージャー自身が整えなければいけません。

 そのためには、自分ががどんなに忙しくても部下の話をしっかりと聴くことが大切です。パソコンを操作しながらの「ながら聞き」はNGです。部下が話をしにきたら、自分の手を止め部下の目を見ながら話を聴きましょう。急用があって部下の話を聴く時間を作れないなら、「今手が離せないので、10分待ってもらえませんか?」と部下に確認を取りましょう。 

 素早く判断を下す

 部下が困ることの一つに、「マネージャーがなかなか判断を下してくれない」ということがあります。部下が判断に困ったら、必ず上司に判断を求めてきます。その時は、できるだけ早く判断を下しましょう。判断を引き延ばしにしていると、その間部下は何の行動もとれず時間の無駄になってしまったりチャンスを逃してしまったりすることに繋がります。過去の経験則を使ったり周囲の意見を聞いたりしながら、物事をすばやく判断するよう心がけましょう。 

 上記で紹介した、組織をマネジメントする上で必要な要素はどれも当たり前のものではありますが、実行し続けることはなかなか難しいものです。改めて自分の振る舞いを見つめなおして、これらを常に意識して実行するように心がけておきましょう。

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