1. 無料家計簿アプリ「Zaim」閑歳氏から見る起業とアイデアを実現する方法

無料家計簿アプリ「Zaim」閑歳氏から見る起業とアイデアを実現する方法

 アイデアの発想から起業までを実現させるためには、ロールモデルとして実際に起業で成功した方を参考にすることはとても良いことです。ここでは、無料の家計簿アプリをリリースしている株式会社Zaimの閑歳孝子氏をモデルにして、起業とアイディアの実現方法をご紹介していきます。

閑歳孝子氏とZaimについて

 閑歳孝子さんとは、2002年慶応義塾大学環境情報学部を卒業し、記者・編集職を経たのちWEBディレクター職につき、2008年からは株式会社ユーザーローカルで製品企画・開発を担当していると言う様々な経歴の持ち主です。

 その後、個人で開発したオンライン家計簿アプリである「Zaim」をリリースし、代表取締役に就任。現在にいたります。「Zaim」とは、スマートフォンとパソコンで用いることのできる家計簿の事です。リリース後間もなくしてユーザー数が増え、その可能性に着目した企業から4000万円を調達したこともあります。

起業のアイデアを実現させる方法

 閑歳氏は、普段の仕事と同時にプライベート開発を進行していました。彼女の周囲には自然と両立するような人が多かったため、彼女自身も両立することに疑いが無かったようです。20時ごろに仕事を終えてその後2〜3時間ほどで開発、土日はずっと作業をしていたようです。

 最初は個人でサービスを運営してきたものの、家計簿データの投稿件数が1000件を超えることが見えてきた辺りから会社に転向することにしたようです。彼女は趣味で「Zaim」を運営しましたが、そのアイデアが皆に認められ、会社となり、起業することは自然な流れでした。

 このような方法で起業することは難しそうな気もしますが、流れがナチュラルなので、起業の方法としては後々の成功率は高いと考えられます。彼女は社会が求めることを自ら探りアイディアを出すことによって「Zaim」というアプリを考え出しました。更にここで満足することなく、これからも「Zaim」の存在を知ってもらうために、きめ細かいサービスの向上を目指しているようです。

 単純に記録するだけの家計簿ではなく、ユーザーの暮らしがより豊かになるようなソリューションの提供をイメージしているようです。そのように、起業を行う際には誰かのためになるものを生み出すということが重要なのではないでしょうか。「起業を実現するためのアイデア」ではなく、ときには「アイデアがあるための起業」と、考えてみることも必要かもしれません。それにより、よりユーザーの立場から物事を見る視野が広がって、アイデアも面白みのあるものが生まれるのではないでしょうか。

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