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Webディレクターが理想とするキャリアプランの立て方

Tobayashi

2014/03/09(最終更新日:2014/03/09)


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 Webディレクターは、クライアントから要望されたWebサイトの制作を行う為のスタッフの統括・工程管理・品質管理などを行う制作責任者のことを言います。そのためWebディレクターには、Web制作のみではなくテクノロジー・広告手法などといったインターネットに関連する様々なリテラシーと経験が求められます。

 クライアントがどういった内容を求めているのか、またWeb制作でどんな結果を望んでいるのかを理解する為にもそういった知識や経験は非常に重要となります。また、その要望をまとめてクライアントへ渡す書類作成のスキルも必要です。提案資料作成・各種マッピングワイヤーフレームの作成・原稿/素材準備・モックアップ作成・デザイン管理・動作テストやアクセス解析など、必要とされるスキルも様々です。まずWebディレクターとしての仕事を把握した上でキャリアプランをたてることが重要です。

キャリアプランを考えてみる

 キャリアプランとは、自分で目標を定めてその実現の為にたてる計画の事をいいます。Webディレクターという職業で考えれば、まず「一人前のWebディレクターになる」と目標を定めたとします。その実現の為にどうするかという事を自分なりに計画をたてます。

 しかし漠然とした考えや目標だけでは、その為に何をどうするかといった計画も漠然としたものになってしまいます。そこでその目標をさらに細分化し自分なりにマイルストーンを定め目標達成にむけて計画をたてていくことが重要です。「5年後には一人前のWebディレクターとしてプロジェクトを担当する」という目標を考える方がいるのではないでしょうか?しかし、こういった目標ではまだ具体性に欠けてしまいます。では、具体的な計画とはどういう計画なのかとなります。「5年後に一人前のWebディレクターとなる為」に、「1〜5年後のそれぞれの時点での達成すべき目標をたてる」という計画がより具体的で目標も明確な計画です。

 クライアントとのプロジェクトは、その度に必要書類を提出したり制作段階ではスタッフや業者とも様々な打合せがあります。そういった点では、コミュニケーション力も必要となります。Webディレクターとして必要なスキルと段階を自分なりに計画をたてる事が有意義なキャリアプランとなるのではないでしょうか?

プロジェクトはひとりでは達成できない

 先述の通り、Webディレクターは様々なスキルを必要とします。そのすべてを習得出来ればいいのですが、すべてを一度に習得するのは簡単な事ではありません。何年後の目標の為にいつまでに何を習得するといった計画を立て、その計画の工程に合わせて日々努力していくことが、的確にスキルを習得するための方法なのではないでしょうか。

 プロジェクトは一人で達成出来るものではありません。自分に出来ない事はそのスキルを持った人に担当してもらうという柔軟な考えでプロジェクトに関わる事で経験や知識が豊富になり、Webディレクターとして成長していくことができるのです。

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