1. 【良い例・悪い例から考える】面接を辞退する時のお詫びの言い方

【良い例・悪い例から考える】面接を辞退する時のお詫びの言い方

 転職活動をしていると、別に受けた会社の内定をもらったり、他の個人的な理由から、約束していた面接を辞退しなければならないことがあるでしょう。その場合、いち早く面接を辞退する旨を担当者に伝えなければなりません。今はメールで連絡をするケースも珍しくありませんが、こちらの都合で辞退するのですから、電話できちんとお詫びして、誠意を示すのが一般的なマナーと言えるでしょう。特に転職者は学生と違い、社会経験を積んでいるのですから、直接電話でお詫びすべきです。では、電話で伝える時どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

お詫びの言い方(良い例)

 まず、一般的なお詫びの言い方の流れを説明しましょう。「私は○○(フルネーム)と申します。×月×日の×時より、面接していただくお約束を、先日させていただきました。大変申し訳ないのですが、そのお約束をご辞退申し上げたく、連絡させていただきました」と、最初に用件を手短に伝えます。ポイントは、「大変申し訳ない」と断ってから、辞退の旨を伝えることです。

 担当者から理由を尋ねられたら、「他社から内定通知があった」などと、正直に伝えます。大切なのは、その後です。最初に一度お詫びはしてありますが、それをもう一度繰り返すのが、社会人としてのマナーと言えるでしょう。「私のためにお時間をお作りいただいていながら、勝手を申し上げまして、本当に申し訳ありません」と最後にもう一度、丁寧に謝罪の意を伝えるのが正しいお詫びの言い方です。

お詫びの言い方(悪い例)

 次にお詫びをする上で幾つか、気をつけるべきポイントを説明します。辞退のお詫びはできるだけ簡潔に伝えるということです。辞退の理由を長たらしく説明したり、くどくどお詫びをくりかえすのは、先方にとってはかえって迷惑。電話をかける前に頭の中できちんと内容を整理し、謝罪の気持ちをしっかり伝える言い方を心がけるべきでしょう。

 またお詫びを伝える際の表現は、丁寧語を使います。「すみません」「ごめんなさい」という日常語ではなく「申し訳ありません」という言い方をするのが常識です。気をつけなければならないのが、「より丁寧に」と考えるあまり、使い慣れていない丁寧語を使って、かえって失礼な言い方をしてしまうことです。「何卒、御容赦いただきたいと存じます」のような言い方は、書面ならばおかしくありませんが、話し言葉としては不適切です。丁寧すぎる言葉づかいをすると、誠意や謝罪の気持ちが伝わりにくくもなってしまうので、気をつけたほうがいいでしょう。


 以上、良い例と悪い例に分けて面接を辞退する時のお詫びの伝え方を紹介してきました。社会人として一般的なマナーをきちんと守るためにも、ここで紹介したことは最低限意識しておくようにしましょう。

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