1. 経営戦略を立てるときのプロセスと気をつけたいこと

経営戦略を立てるときのプロセスと気をつけたいこと

 中長期的に考える、経営ビジョンに従うための計画。いわばゴールに向けた、組織の取り組みである経営戦略。経営戦略を立てるときには、将来を見据えた経営ビジョンや経営理念を軸に、何をどう取り組んでいくのかを考えることが必要です。では、経営戦略を立てる歳の準備や方法、気を付けておきたい部分などを説明していこうと思います。

経営戦略を立てるときの準備

 初めに、経営戦略を立てるにはしっかりとした準備は欠かせません。「経営理念」や「経営ビジョン」といった、どうなりたいのかのゴール。そして、それに向かうための現状とのギャップといった課題の洗い出しが大切です。

・業界、業種の現状と問題点、将来の展開
・自社の強みや弱み、脅威や機会
・自社と比較した他社での市場シェアや競合具合
・顧客層の現状と新規開拓予想

 など、様々な方向から見つめたデータを集める必要があります。「脅威や機会」は一見聞き慣れない言葉ですが、具体的に自社にとっての脅威とそれをチャンスに変える機会です。例えば、新成分配合の化粧品を展開している会社があります。他社と比較すると、そのラインナップの少なさが「脅威」となってしまう場合でも「機会」としてみると、ブランドイメージの確立や品質を提案する独自シェアの開拓などが考えられます。そしてその提案や開拓の方法が、経営戦略のプロセスで必要とされるのです。

経営戦略を立てるときの考え方

 様々な方向から考えられた現状の良い点と悪い点。それを元に、経営戦略を立てていきます。
 まずはマクロ的に

・社会や政治経済状況を把握する
・文化や技術の進歩や現状を把握する
 
 といった影響力が大きく、なおかつ動きのある根本的部分を押さえておきましょう。

 そしてミクロ的に

・企業ビジョンや経営理念かからの目標を明確化する
・具体的に事業としての現状、課題、取り組みを洗い出す
・組織としての課題解決や、取り組む活動内容に切り分ける
・チームや個人としての、仕事目標や数値目標などに落とし込む

 プロセスとしては、大きな企業目標から細分化をしていき、最終的には個人目標まで具体的に指示ができる状態までを用意します。

経営戦略を立てるときに気をつけたいこと

 プロセスとしては社会から業界、他社から自社、組織から個人。大きな世界から幅を狭めてより具体的な目標を掲げていくのが一般的です。経営戦略で勝利をおさめるには、まず組織に属する人間の周知徹底しましょう。そして、競合相手との差別化、自社の向上です。一歩一歩勝利を収めていくことで、業界やシェアを独占できるようになってくるのです。そのため方向性の定まっていない経営ビジョンはもちろんですが、間違った捉え方や、強みや弱みの誤った認識などは、大きなロスとなってしまいます。


 しっかりとした目的と、正確なデータの洗い出しを行うようなプロセスの準備こそが、経営戦略を立てる際の軸となってくるので是非覚えておきましょう。

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