1. フリーランスで働く上で陥りがちな3つの失敗

フリーランスで働く上で陥りがちな3つの失敗

 フリーランスになることを決めた人からは、会社組織の束縛から解放されたかったり、自分らしい働き方を求めて独立したという理由を多く聞きます。しかしいざフリーランスになると、会社組織のありがた味がわかったり、一人ですべてやらなければならないことの厳しさを思い知ったりします。

 フリーランスとして働いている人は、普段仕事をするうえでどのような失敗を経験しているのでしょうか。今回はフリーランスがよくする失敗に注目して、会社組織とフリーランスとを比較しながら見ていきます。

自己管理での失敗

 一般的な会社勤めの人は、出勤時間・勤務時間・昼休み・退社時間などが概ね決まっていて、それに合わせて起床時間、就寝時間も定着しています。そしてそれに従って毎日を生活しているので、規則正しい生活を送りやすいといえます。

 しかし、フリーランスとして仕事をしている人は全ての時間が自由です。起床時間も、勤務期間も、就寝時間も自分で決められます。一見理想的な生活に見えますが、全てを自分で決めなければいけないという点でとても難しい生活だといえます。もし納期が近い業務をたくさん受けてしまった場合、徹夜で食事をする時間も惜しんで仕事をしなければいけないかもしれません。そういったことが長く続けば、生活のリズムが崩れて病気になってしまうこともあります。フリーランスは体が資本なので、病気になって仕事ができなくなってしまったらその間の収入はゼロになってしまいます。会社なら入院しても長く仕事を休んでも保証がありますが、フリーランスの人は何の保証もないのです。規則正しい生活ができなくて自己管理に失敗する人や、自分の能力に合わせた仕事の管理に失敗する人も多いようです。 

時間配分における失敗

 会社組織の中では、営業・企画・経理といったように役割分担がされており、自分は基本的にその中で任された仕事をだけを考えればよいのですが、フリーランスではその全てを自分でやらなければなりません。

 苦手な営業や経理に時間をとられ、本当にやりたい仕事の時間が少ししか取れないのではフリーランスとして良い生活を送って行くことは難しいでしょう。フリーランスとして仕事がしたいと決めたら、その前に苦手な分野の勉強をして、仕事を始めても困らないような計画性を持つとよいでしょう。フリーランスになって自分はどうしていきたいのかという目標を見失わずにいることが大切です。 

収入面でよくある失敗

 会社組織とフリーランスとで一番大聞く異なるのは収入面です。一般的なサラリーマンであれば、毎月ある程度決まった額の給料が入ってきます。そして、病気やけがなどで会社を休んだとしても生活の保障をしてくれます。

 しかし、フリーランスではその全ての保証がありません。定期的に決まった仕事を持っていない限り、毎月の収入は不安定なのです。また、フリーランスの多くの場合は納品してすぐにその支払いがあるわけではないため、特に始めて間もない頃は生活費に困ってしまうこともあります。収入が不安定という状況は、心理的に大きなストレスを与えます。ストレスを抱え不安な気持ちを持っていては、なかなか良い仕事をすることは出来ません。ある程度収入が安定するまでの生活費を、フリーランスになるまでに貯めておくことで始めたばかりの時期における収入面の失敗は回避することができます。1ヶ月に必要な生活費を計算し、収入が安定するまでの半年〜1年くらいの金額を貯めてから独立すれば、精神的にも安心して仕事に取り組めるでしょう。

 フリーランスとして働くことは一見華やかで魅力的に映りますが、それだけに大きな失敗も潜んでいます。良い面も悪い面も理解した上で、自分のキャリアを決めるようにしましょう。

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