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社内に整えられているキャリアアップ制度を使うことによるメリット

Tobayashi

2014/03/14(最終更新日:2014/03/14)


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自分の可能性を広げられる

 多くの会社において、キャリアアップのための制度が設けられています。例えば自己申告制度・研修による評価制度・レポート提出による評価制度・人材育成のキャリアアップ制度などです。それらを定期的に活用している会社もあれば、あるポストのために社内から希望を募る場合もあります。

 いずれにしても、社内に開かれた可能性がありそれを選ぶ機会が与えられていることが多いといえるでしょう。これは社員だけに与えられる機会の場合もありますが、会社によっては、経験や実績によって準社員から社員への登用制度などもあります。

キャリアパスを描ける

 総合職や専門職で入社し、何年かその業務に没頭して実績と経験をどんどん積んで自信もついてくると、会社の仕事が全体的に見えてきます。そのタイミングで、自分の業務の幅を広げる為に、もしくは社内での職種やポジションなどをアップさせるために、会社の制度へ果敢にチャレンジすることはとても有効なことでしょう。

 制度はさまざまですが、まずは情報を把握し準備がしっかりできるように、人事制度としてのキャリアアップの研修制度をきちんと把握しておくことが大事です。また、単発的に社内通知等であるポストの公募がある場合もあります。それは自己申告制度の一環で、新セクションの開設時やセクション強化のための増員などの機会に、そういったケースが見られます。

 社内の情報には目を向けておくべきであり自分の業務が全てと信じて進むのも大変素晴らしいことですが、このような機会に自分にチャンスを与えてみるのも、新しいキャリアを開くことにつながるかもしれません。先輩や上司に、経験談としていろいろと聞いておくことも、自分のキャリアパスを描いてゆくことにおいて、参考になるでしょう。キャリアパスとはキャリアを積む道を意味しますが、企業人としての人材育成の中で、自分がどのような職についてどのような立場・環境に身を置いてどのような目標を持ちながら、それを実現するために身に着けるべきスキルや資格を得てゆくという道筋のことを言います。

モチベーションアップに繫がる

 長く仕事を継続して実績を出し続けることは、大変な努力と自己研鑽、向上心が必要です。仕事のモチベーションを保つために自分のキャリアパスを見直したり、少し違う分野から仕事を見てみたいと感じることもあるのではないでしょうか。

 最近は、転職サポート会社や転職情報などがたくさんの情報流しているので、キャリアアップの為に転職を考える人も多いでしょう。しかし同じ社内であっても、キャリアアップしながら仕事のレベルと質を上げてモチベーションをさらに高めることもできるのです。会社は優秀な人材を自社で十分に能力を発揮してくれるように人材育成制度を整えるべきであり、実際にそういった企業も増えてきています。社員が目標意識を高く持って、社内においてのキャリアップを実現できるように、会社はいろいろな制度を取り入れているのです。

 自分のセクションの上司とコミュニケーションを取ることが大切な場合もあって上司を介さずにというケースもありますが、人事制度とキャリアパスの状況を見ながら、積極的に社内での申告や異動という機会を利用してみましょう。これは、社員や会社にとってもとても有益な制度と言えます。はじめは抵抗があるかもしれませんが、挑戦してみるのも良いかもしれません。

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