1. 起業する時に最も重要な書類である事業計画書の書き方

起業する時に最も重要な書類である事業計画書の書き方

 起業をする時にはいくつか書類を作成する必要がありますが、その中でも重要なものは事業計画書です。この書類は、銀行などから資金調達をするために非常に重要となるものです。

 銀行などに提出する事業計画書には、ある程度の書き方が決まっています。その一般的な書き方に沿って事業計画書が書かれていると銀行としても読みやすいですし、一般的な事業計画書の書き方に全く沿っていない事業計画書は見ても分かりづらく、資金を引き出す上でマイナスとなることもあります。

順番通りに書く必要なし

 起業する際に作成する書類で事業計画書に含める項目はある程度定まっています。これからそれらを列挙しますが、実際に書き始める際は先頭から順番に書く必要はありません。例えば、事業概要が計画書の最初に来るのが一般的ですが、これは最後に書く方が書きやすくなります。また同様に、経営概要や資金計画は事業計画書の後ろに載せるのが通常ですが、最初に書き出すとよりスムーズに書き出せるようになります。

 簡単な事業計画は以下の7つの項目が基本構成となります。詳細な事業計画を作る必要もありますが、まずこの簡単な事業計画を作ることで頭の中を整理することが必要です。

簡単な事業計画に必要な項目

1,主要な事業概要

 その名の通り事業の概要を書きます。読み手が概要部分に目を通した後に事業計画を読み進めてもらえるかどうかは、この部分で決まります。一番初めに記載するものですが、書く順番としては一番最後に書いた方が書きやすいです。

2,会社概要

 会社の経営方針で何を実現していくのかを分かりやすく伝えます。それらに加えて創立、創設者、出資者、経営状況、業種そして成長可能性なども載せます。

3,製品とサービス

 自社が取り扱っている製品やサービスについて説明します。製品提供を明示するには、消費者のニーズと利益の視点で書くことが大切です。材料費や価格表など詳細データの図表を使用すると効果的です。

4,市場分析の概要

 事業動向、消費者ニーズなどを把握する必要があります。簡単に言うと、あなたが起業することが、その業界に存在する価値を伝えます。その他にも競合他社に対する対策なども求められます。

5,戦略と実行方法

 目標とする市場、そして今後の事業が成長する理由を示します。顧客がどれぐらいいて、それらの顧客にどのようにしてアプローチするのかなど、それぞれのポイントの概要を分かりやすく示すのです。つまり、売り上げを上げるため計画と、そのために必要な予算、それによって得られる成果を記述するのです。

6,経営概要

 事業形態、経営組織の主要人物を記述します。事業背景と経験概要、経歴書の役割で、会社の役割を示します。ちゃんとした会社概要は事業計画書に添付します。

7,資金計画

 製品の損益計算書や現金出納帳等を載せます。具体的な項目を記載することによって、より内容の濃い事業計画書を作ることができます。

 以上が、事業計画書の大まかな記載事項です。基本的にこの形式で書かれることが多いので、起業をする際は覚えておくと役立つのではないでしょうか。

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