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企業が知っておくべき優秀な人材を見分ける3つのポイント

まみ。

2014/02/27(最終更新日:2014/02/27)


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 自身のキャリアアップ、ステップアップを目指して転職を視野に入れるビジネスマンが昨今増えてきたように感じます。こうなると企業側も大変です。なるべく優秀な人材に入って欲しいはずですから、しっかりと見極めるポイントを知っておかねばなりません。

 今回は企業が、雇用する側が、知っておくべき優秀な人材の見分け方として3つのポイントを挙げてみました。

時代を読む力があるか?

 経済状態も不安定。働き方も多様化してきている今は、時代を読む力というものが非常に重要になってきています。「将来の目標」や「5年後、10年後」を考えるのはもちろんのこと、今何が最先端をいっていて、これから注目されるのはどういった分野なのかといった時代に沿ったビジョンを持っていなければなりません。特に、この不確実な時代で生き残るためには重要です。

 時事や業界のこれからの展望に関する質問に、しっかりと的を得た答えを返してくるかをしっかりと見分けることが大切です。また時代に沿った将来のビジョンを持っている人材は、短期・中期・長期で物事を考えられる能力があるともいえます。そういった能力はゴールを決めて、そこへのアプローチを逆算することも出来るため、仕事を早く、的確にこなす人材だと判断してもよいでしょう。

どんな物事も、自分事と捉えられているか?

 1つ1つの瞬間に何をしたらいいのか。それをしっかりと自分の頭で考える癖付けが出来ている人材も、優秀であるといえます。

 「隣の人が怒られているのを聞き逃すのではなく、なんで怒られていて自分ならどう対処するかを考えるようにしなさい。」こういったことを新入社員の時によく言われなかったでしょうか? これをそのまま実践している人は周りで起こっていることを自分事のように捉え、「自分だったらどうするか?」をしっかりと考えられるようになるのです。そして主体的に発想することが行動へと繋がり、しっかりとPDCAサイクルを実現できる人材に成長していけます。

 今まで何を頑張ってきて、そこで何を工夫したのか。実績があることも大切ですが、そればかりを強調する人よりは、そこに至るまでの過程までをしっかりと語れる人材こそ優秀なのではないでしょうか。

素直か?

 もしかしたらこれが一番大切なポイントかもしれません。優秀な人材は常に成長したいと思っているので、自分はまだまだであるという謙虚な気持ちを持ち合わせていますし、学びたい・吸収したいという向上欲もあります。また、そのためには周囲の意見を素直に取り入れる方が、より多くの知識を得られると知っているのです。また傲慢な態度をとることは、周囲からどう思われるかも自覚しています。そういう振る舞いをして、失敗した人たちを見てきたのでしょう。

 面接で自分の失敗談まであっけらかんと話す人材は、素直に周りからの意見を吸収していく人だと判断して良いのではないでしょうか。

 以前はハードルが高かった転職ですが、今ではステップアップのためや起業前に知識を吸収したいということで、積極的に行われるようになってきたように思います。採用する側もしっかりとその現実を受け止め、多種多様な人材が乱立する中から社に合った優秀な人材を確保出来るよう、どういったポイントを押さえるべきなのかを知っておくことをオススメします。

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