1. 面接で悪印象を与えないために覚えておきたい質問のルール

面接で悪印象を与えないために覚えておきたい質問のルール

 多くの企業では、面接の最後に応募者からの質疑応答の時間を設けます。そしてこの質疑応答も選考の対象であることを忘れてはいけません。企業の中には「この質疑応答は評価対象外ですので、ざっくばらんに質問をしてください」という企業もありますが、選考に100%関係ないということはないと思った方がよいでしょう。面接官に悪印象を与えないためにも、質疑応答の際には次のようなルールを守ることが大切です。

【1】調べれば簡単に分かる質問はしない

 「この会社の社員数は何人ですか?」「支店はいくつくらいあるのでしょうか?」など、企業のHPを見ればすぐに分かるような質問は避けましょう。そのような質問をされると、面接官としては「自分が入りたい会社のHPもちゃんと見ていないのか」と入社に対する意欲を疑いたくなってしまいます。面接に行く前には最低限、会社のHPで会社概要を確認しましょう。

【2】質問の内容と数は常識的に

 「変わった質問をして面接官に印象づけたい」「たくさん質問をすれば入社意欲が高いと思われるのではない」など様々な理由から、不必要と思われる質問をしたり、やたらとたくさんの質問をしたりする人がいます。しかし、このような奇をてらった行動は基本的に行わない方が無難です。面接官は面接で「この人と一緒に働きたいと思えるかどうか」を見ています。奇をてらったを質問をしても非常識な人間だと思われるだけで、プラスに働かないことの方が多いと思うので、自分がその会社で勤務する上でどうしても確認しておきたいと思う点について簡潔に質問をすることが大切です。

【3】採用条件面に関する質問は慎重に

 給与や勤務体系、残業時間や福利厚生など、具体的な条件面に関する質問をしたいと思われる人は多いでしょう。勤務後に直接自分の生活に関わってくる部分ですので、不明確な点があるのであれば面接で質問をして疑問を解決することは大切なことです。しかし、その際の質問の仕方には十分に注意する必要があります。例えば、あなたが面接官の立場だったとして、唐突に「給与はいくらもらえますか?」「休日出勤はしなくちゃいけないんですか?」と質問する応募者に対してどういった印象を抱くでしょうか。「この人はお金や休みのことばっかり気にしているな」「本当にうちの会社で誠実に仕事をする気があるのだろうか」と少し心証を悪くしてしまうのではないでしょうか。

 一方で、同じ内容を質問するにしても「給与については御社の給与体系に従わせて頂きますが、現在一人暮らしで家賃や生活費で○万円くらいかかるので、最低○万円の月給が必要で、給与額が気になっています。よろしければおおよその給与基準を教えて頂けますでしょうか」「必要があればもちろん休日出勤は可能ですが、現在○○の資格取得を目指しており、できれば土日は勉強の時間に充てたいと思っています。差し支えない範囲で現在御社の社員の方はどの程度休日出勤されているのか教えて頂けますでしょうか」といったように、
(1)基本的には会社の指示に従う
(2)しかし〜のような事情がある
(3)だから〜を教えてほしい
と、質問をしなければならない理由や背景を説明すると、スムーズな質疑応答が可能になるかと思います。常に「自分が面接官だったらどう思うか」という点を意識しましょう。

 以上のように、質疑応答はおまけの時間ではなく、むしろ応募者の本質が出る重要な時間であるといえます。最後まで気を抜かず対応し、ルールを守って面接を好印象で終えるようにしましょう。

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