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ウェブディレクターの仕事で大変な事とそれを乗り越えるために必要な能力

Tobayashi

2014/03/17(最終更新日:2014/03/17)


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 ウェブサイトを作る際にはエンジニアやデザイナーなど様々な役職の人が関わっていますが、その中にウェブディレクターという仕事があります。ディレクターには「監督」という意味があり、Webディレクターの仕事はWebサイトを作成する上でのデザイナー・プログラマーといったの製作スタッフのまとめ役を担います。プロジェクト全体の進行管理や品質管理をする仕事で、イメージとしては映画監督や助監督のような仕事です。 

 いくつかをかけ持ちでプロジェクトを管理する場合などは、Webディレクターの担う責任は特に重大で、時にはWebプランニング自体もかけもちする場合もあります。全体のプロダクトの進行を管理する中で、どういったことが大変でそのためにどのような能力が必要なのでしょうか。

ディレクターが大変なこと

 まず第一に挙げられるのがスケジュールの管理です。ディレクターはプロダクト全体のスケジュールからデザイナーやライター、プログラマーなどここのスケジューリングまで管理しなければいけません。クライアントとの契約期限に間に合わないということになってしまっては、企業やチームの信頼問題にも関わるからです。

  また、メンバーのマネジメントやコンテンツの品質管理なども行います。この仕事におけるやりがいは、限られた時間の中でいかに高いクオリティのWebサイトを作り上げられるかということです。一見難しそうにも思えますが、自分が大きいフレームを管理し大変な思いをする分、プロダクトが完成したときの喜びは一際大きいものです。

ディレクターに必要な能力

 中規模の企業の場合には、複数のプロジェクトを同時に1人のディレクターが担当する場合もあります。そのため、全体のスケジュール設計や管理の能力というのはかなり試される部分となります。また、現在何がどのようなところまで進んでいるのかということを常に把握し、そのプロジェクトの完成には後どれほどの期間がかかるのかということを見極めて納期を守れるように進行させる必要があります。

  Webサイトの作成には速さだけではなく品質の高さも求められます。品質の高いWebサイトを作り上げるためにはプランニングやコンテンツ作成、デザインやプログラミングなどの幅広い知識も求められます。各分野の専門能力を極める必要はありませんが、これらを統括する立場としてある程度のスキルは身につけておく必要はあります。

 他にも、企画力や分析力だけではなく、トレンドに対応できるかどうかなどユーティリティに幅広い要素が求められる職業でもあります。そして何より、重要になるのがコミュニケーション能力です。時にはクライアントと制作スタッフの板挟みになりながらも、最適な選択をしてチームを導いていかなくてはなりません。色々な人と円滑にコミュニケーションが取れるかどうかという部分は、人物や様々な工程を統括する上で非常に重要になります。 

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