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【履歴書の訂正】斜線や訂正印の使用はOK?履歴書の書き間違いの対処法

U-NOTE編集部

2018/08/29(最終更新日:2021/04/10)


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好印象を残すために履歴書を手書きで書いている人も多いのではないでしょうか。

本記事では就活で使う手書きの履歴書を書き間違えてしまった際の対処法と、訂正しなければならない事態を前もって防ぐための工夫についてご紹介します。 

履歴書の書き間違いで悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 履歴書で書き間違えたときの対処法
  • 履歴書で書き間違えたときのよくあるQ&A
  • 履歴書で訂正を防ぐポイント

 

履歴書で書き間違えたときの対処法は?

【履歴書の訂正】訂正印の使用はOK?履歴書の書き間違いの対処法と予防法 2番目の画像

「履歴書を書き間違えてしまった……」と焦っている人もいるのではないでしょうか。

以下では、履歴書で書き間違えた際の対処法をご紹介します。

 

新しく書き直すのがベスト

たとえたった一文字でも、履歴書の記入に書き間違えてしまった場合は、何かしらの方法で訂正するのではなく新しい履歴書用紙を準備して、履歴書を書き直すことをおすすめします

修正ペンや修正テープを使って履歴書を訂正してしまうと、志望先の担当者に手を抜いていると受け取られてしまい、面接で不利になる可能性もあります。

また、履歴書の修正・訂正のために二重線を引いて訂正印を押すことも控えることをおすすめします。

この二重線と訂正印を用いた訂正の仕方はビジネスシーンにおいて一般的ですが、就職活動・転職活動の履歴書では提出者のミスを際立たせてしまいます

多少面倒でも、履歴書の記入ミスは訂正・修正ではなく、必ず新しい用紙で一から書き直すことを心がけみてはいかがでしょうか。

 

予備の履歴書は常備しておくとよい

履歴書を手書きする場合は、書き損じたときのことも考えて、多めに準備しておくことがおすすめです。

また、多くの場合、履歴書は転職先・志望先の会社に郵送で送るのではないでしょうか。

しかし、場合によっては履歴書を自分で持っていく場合もあるでしょう。その場合、会社に履歴書を持参する道中で履歴書の記載ミスに気付くこともあるのではないでしょうか。

その際にもすぐに履歴書を書き直せるように、予備の履歴書と証明写真、のりやカッターなどを念の為持ち歩くことをおすすめします。

履歴書の記入で書き間違え・ミスをしたときの対処法

  • 修正液・修正テープ・訂正印による訂正は好ましくない
  • 常に予備の履歴書用紙を用意し、新しく書き直せるようにしておくべき

 

履歴書で書き間違えたときのよくあるQ&A

【履歴書の訂正】訂正印の使用はOK?履歴書の書き間違いの対処法と予防法 3番目の画像

履歴書で書き間違えをした際は「書き直す」ことがおすすめであることをご紹介しました。

しかし「書き直す時間がない!」という場合もあるでしょう。

以下では、履歴書で書き間違えたときのよくあるQ&Aをご紹介しながら、履歴書を書き直せないときの対処法をご説明します。

 

斜線や二重線で消してもいいの?

ビジネスシーンで書類の訂正に使われる「斜線や二重線」を使おうと思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、斜線や二重線だけでは書類を訂正をするのには不十分。斜線や二重線を引いた後に「訂正印」を押す必要があります。訂正印とは間違いなく自分が訂正したことを証明するためのものです。

斜線や二重線だけで訂正印がなければ、自分以外の誰かが勝手に書類を改ざんした可能性が考えられます。

間違いなく自分が訂正したことを示すためにも斜線や二重線を引いた後は、訂正印を押すようにしましょう。

 

訂正印(印鑑)だけを押して修正してもいいの?

「斜線や二重線を書かずに訂正印だけでもいいのかな」と思う人もいるのではないでしょうか。

訂正印だけではどこを直したかが明確にわからないので必ず斜線や二重線を書くようにしましょう

二重線や斜線と訂正印で書類を訂正する方法は簡単です。

まず、間違えた箇所に二重線や斜線を書きます。次に間違えた箇所の上か下に正しい言葉を書きましょう。

訂正印は、二重線に重ねて押すか間違えた箇所の近くに押します。

間違えた部分が見えなくなるほど線で塗りつぶさず、何を間違えたのかがわかるように線を引きましょう。

ただし、訂正印を何箇所も押すと、とても見にくく、ミスしたことが大変目立ってしまいます。そのため、訂正印を押すのは、1度までを目安にするのがおすすめです。

 

修正ペンや修正テープは使ってもいいの?

大学や高校時代に、よく修正ペンや修正テープを使っていた人もいるのではないでしょうか。

しかし、ビジネスシーンでは修正ペンや修正テープの使用はNGです。

修正ペンや修正テープで修正すると、見た目が悪く誰が修正したかわからないからです。

時間がない場合でも修正ペンや修正テープを使うのは避けましょう。

 

履歴書にミスや誤字があったら面接に落ちる?影響する?

「直前にミスに気づいて二重線と訂正印で直したけれど、面接に影響するかな」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

履歴書は選考において大切な書類のひとつです。ミスが修正された痕跡があると「志望度が低いから雑にされているのかな?」と思われてしまう可能性も否めません。

また、「将来大切な書類を雑に扱われると困る」と人間性を疑われてしまうこともあるでしょう。

ミスがない場合と比べると、確実に評価は下がってしまいます。評価を下げたくない人は、履歴書を早めに書きミスがないかを確認する癖をつけることをおすすめします。

 

メールで送った履歴書にミスがあった場合はお詫びをするべき?

履歴書を提出した後にミスに気づいてしまった人もいるのではないでしょうか。

履歴書を再提出したほうがいいのか・ミスを訂正したほうがいいか焦っている人もいるでしょう。

ミスを見つけた際は、履歴書を再提出せずに訂正箇所を伝えましょう。再提出してしまうと、企業の人は履歴書の扱いに困ってしまう可能性があります。

誤りがあった部分と、「誤:ーーー、正:ーーー」などと間違えた情報と正しい情報を正確に旨を知らせるメールを送り、謝罪をしましょう。

企業の人に履歴書をもう一度送ってほしいと言われてから再提出することをおすすめします。

 

消せるボールペンを使うのはOK?

間違えたときに修正できるからと、こすったら文字が消えるペンを履歴書に使おうと思っている人もいるのではないでしょうか。

履歴書のような大切な書類に消せるペンを使うのは、NGです。

消せるペンを履歴書に使うと、誰でも改ざんできてしまうだけではなく、履歴書の郵送時や保管時に文字が消えてしまう可能性があります。

また、消せるペンを使っていることはインクを見るとわかるので、企業の人の印象を下げてしまうことにもなりかねません。

重要度の高い書類に消せるボールペンを使うのはやめておきましょう。

 

砂消しゴムを使うのはOK?

紙を削ってミスを修正できる消しゴム「砂消しゴム」を使おうと思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、砂消しゴムを使ってしまうと紙が薄くなり破れてしまう可能性があります。また、人事が砂消しゴムを使ったことがわかってしまうと印象が悪くなる可能性もあります。

消せるボールペンと同様に砂消しゴムを使うのはやめましょう。

 

履歴書で訂正を防ぐポイント

このように、履歴書で書き間違えなどのミスをしてしまうと、一から書き直す・訂正するといった多くの手間がかかります。

忙しい就職活動や転職活動の中、少しでも手間を省いて進めるためにも、履歴書を書き始める際は細心の注意を払うようにしましょう。

履歴書の訂正を防ぐためには、まず雛形を作っておくことが大切です。

すぐに本番の履歴書を書くのではなく、履歴書の見本を作っておくようにしましょう。ひな形は手書きでもパソコンでも大丈夫です。

就活中には履歴書を複数枚書く必要があるので、作成の度にいちいち履歴書に何を書くか考えると時間がかかってしまいます。

時間がかからずにすむように履歴書の書き方のひな形を作っておけば、履歴書を書く際の書き間違えやミスは大幅に減らせるでしょう。

また履歴書の訂正を防ぐ2つ目のポイントは、時間に余裕を持って書くことです。

期限ぎりぎりに履歴書を書いているとどうしても焦ってしまい、書き間違いが起こりやすくなります。

履歴書は落ち着いた気持ちで、時間に余裕のある時に書くように心がけましょう。

 

履歴書が完成した後は、ミスや誤字・書き間違いがないか確認しよう

本記事のまとめ
  • 履歴書の書き間違えは新しく書き直すことがベスト
  • 予備の履歴書を準備しておくことがおすすめ
  • 斜線や二重線だけではなく訂正印を押すことを忘れない

本記事では、履歴書の訂正方法について詳しくご紹介しました。

一文字のミスで書き直すのは、面倒くさいと思ってしまう人もいるでしょう。しかし、履歴書は自分の人生を左右する大切な書類です。

後で「ミスを丁寧に修正しておけばよかった……」と後悔しないためにも履歴書を書く際は、手を抜かずに書いてみてはいかがでしょうか。

 

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