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面接でしてしまう緊張を良い印象に変えるためのポイント

Riko Kaneda

2014/03/16(最終更新日:2014/03/16)


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面接でしてしまう緊張を良い印象に変えるためのポイント 1番目の画像
 面接では多くの人が緊張してしまいます。思っていたように話す事ができなかった、頭の中が真っ白になってしまった、緊張してオドオドしてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。

 面接という場は殆どの場合が、進学、就活や転職などの人生の大きな分岐点であるため、緊張するのは当たり前の精神状態だといえます。そしてそれは消そうと思って消せるものではありません。そのため、緊張をなくそうと躍起になるよりも、その緊張すらも面接で良い印象を持ってもらえる要素に利用できたら良いですよね。

緊張は悪い事ではないと思う

 面接時に緊張してしまう理由は様々ですが、いくつかあげるとするならば、初対面の人と話しをするという緊張感、面接独特の雰囲気に飲まれてしまう、自分を良く見せたいという思いから背伸びをする、自分の人生にとって非常に重要な場面であるなどがあげられます。この面接がどうでもいいという気持ちならば緊張はあまりしないでしょう。

 緊張は避けて通れるものではありませんし、そもそも緊張すること自体は決して面接官に悪い印象を与えるものではありません。面接を受ける人が緊張していることは面接官も理解しています。あがり症の人や緊張して手が震えてしまう人の多くが、緊張していると印象が悪いのではないか、良い結果にはならないのではないかと思いがちですが、そうではありません。むしろこういった考えをしてしまった結果、自信の無い様子が現れてしまう方がよくないのです。緊張を受け入れるためには、とにかく緊張を悪い事と思わないようにしましょう。

「緊張しない」と思わない

 緊張のせいで面接にいい思い出がないという人に中には「緊張したくない、緊張しない」と自分に言い聞かせる人がいますが、これは逆効果です。そもそも緊張したくないと思う必要がないことは上記にも書きました。それと同時に、人間は「○○するな」と頭の中で言い聞かせても、否定部分の「するな」というところを脳は認識しません。転びたくない時に「転ぶな」と自分に言い聞かせていると逆に転んでしまうのと同じです。つまり「緊張したくない」と思えば脳が「緊張」という部分だけ認識してしまい緊張してしまうのです。自分に何か言い聞かせるなら、「緊張するな」ではなく「リラックスしろ」にしましょう。

とにかくハッキリ伝える事が大切

 緊張してしまった結果、緊張しないということに意識がいってしまい、思ったように話せなかったり早口になってしまう事は多々あります。緊張をしないで落ち着いて話すということばかり考えてしまうと、心がついていけずにどんどん焦りがでてきてしまうのです。

 緊張するのは当たり前です。たとえ声が震えてしまっても伝えたい事をハッキリと言葉に出す事が大切なのです。手が震えても声が震えても、きちんと話す事ができれば印象は悪くなりません。逆に緊張しながらも一生懸命自己アピールや志望動機を話す姿は良い印象になるでしょう。事前にきちんと話す内容は整理しておく事は忘れてはいけません。緊張して言葉が詰まってしまっても、焦らずに、 「申し訳ありません。御社が第一希望なものですから、緊張してしまいました。」などと言葉を添えて少し息を整えると良いでしょう。

 「緊張する=悪いイメージ」という考えを捨てて、緊張している中で何ができるかを考えるようにしましょう。

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