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履歴書に書く資格取得日がわからない・忘れたときの対処方法

U-NOTE編集部

2018/08/22(最終更新日:2022/10/31)


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いざ履歴書を書こうとすると「履歴書に書きたい資格を取得した日付がわからない……」となる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、履歴書の資格欄に書きたい資格の取得日がわからないときの対処法をご紹介します。

 

【履歴書の書き方】資格取得日がわからないときの対処法

【履歴書の書き方】履歴書に記入する資格取得日がわからないときの対処法 2番目の画像


いざ履歴書の項目を埋めていこうとすると、履歴書の資格欄にある取得年月日の項目で一度手が止まってしまっている人もいるのではないでしょうか。

以下では、資格取得日がわからない場合の対処法をご紹介します。

「取得日がわからない場合は、資格を書かないほうがいいのかな」と悩んでいる人は参考にしてください。

「資格取得証明書」を探して取得日を確認する

取得日がわからない人は、まずは「資格取得証明書」を探すことから始めましょう。資格取得証明書は「資格取得時にもらえる書類」です。

資格取得証明書には、「発行日」が書かれていることがほとんどです。発行日を見れば、いつ資格を取得したのかわかります。

例えば、免許証の場合、免許証下部に取得日が書かれています。


出典先:警察庁「運転免許の更新等運転免許に関する諸手続について

また、合格通知を案内するメールや、資格取得証明書を撮った写真などを参考にするのも一案です。

 

「資格取得証明書」がないときは、履歴書の取得年月日の項目を空白にして提出

資格取得証明書が見つからないことも、もちろんあるのではないでしょうか。

「資格取得証明書が見つからなくて取得日がわからない」という人は、取得年月日の項目を空白にしてOK。もしくは、「年だけ」「年月だけ」などと、わかる範囲で書くのも大丈夫です。

せっかく取得している資格があるにも関わらず、履歴書に明記しないのはもったいないため、資格名のみ記載しましょう。

 

取得した資格の団体や協会に問い合わせるのも方法

「どうしても空白で提出したくない!」という人は、資格を発行する団体や協会に連絡をするのも一案です。

メールや電話などを利用して、「資格をいつ取得したのかを知りたい」と伝えると教えてくれる団体もあります。

資格取得が何年も前の場合、データが残っていない場合もあります。その場合は、上記でご紹介した「空白」にする方法を参考にしてください。

履歴書に国家資格を明記する場合は、空白にするのはNG!

国家資格の場合(医療や介護資格など資格を持たないと業務に携われない場合)は、取得年月日の欄を空白にするのはNG。

資格証明書のコピーなどを企業に提出する事が義務づけられているため、いつ資格を取ったのかは調べればすぐにわかります。

取得年月日を空白にしていると、「調べる気がなかった」「適当に書類を作った」などとネガティブに捉えられてしまうことも。

例えば、薬剤師の場合、「薬剤師免許」が必要になります。薬剤師免許は国家試験に受かってから、薬剤師免許を申請することでもらえます。

通常国家資格の免許は、紛失した場合や汚した場合は、申請することで再交付が可能です。

手数料や本人確認書類が必要になりますが、そもそも証明書が就活に必要になるものなので、見つからなかった人は再発行してもらいましょう。

履歴書の資格取得年月日を空白で提出する場合の対処法

【履歴書の書き方】履歴書に記入する資格取得日がわからないときの対処法 3番目の画像

資格取得年月日を空白で出してしまうと、「書き忘れている」と誤解を招く可能性があります。

以下では、資格取得年月日を空白で提出する場合の、知っておきたい対処法をご紹介します。

履歴書の資格取得日を空白にしたときの対処法①:自己PR欄や送付状に一言添える

履歴書の資格取得日を空白にした場合、履歴書の自己PR欄や送付状に何か一言加えてみることをおすすめします。

例えば「資格取得年月を失念してしまい、空白にしました」と書くとOK。

取得したのが数年前に遡る資格であれば、企業からの理解してもらえるはずです。

 

履歴書の資格取得日を空白にしたときの対処法②:面接のときに口頭で伝える

より丁寧に、慎重に対応したい場合は、面接時に口頭で付け加えるのもおすすめです。

基本的には、履歴書には空欄がないほうがいいもの。もしどうしても日付がわからない場合は、面接時にタイミングを見計らって「資格取得した日付がわからなかったため、空白にいたしました」と伝えるのもいいでしょう。

 

履歴書に資格を書くときによくあるQ&A

【履歴書の書き方】履歴書に記入する資格取得日がわからないときの対処法 4番目の画像

履歴書の資格所得日がわからない場合の対処法をご紹介しました。

他にも「西暦と和暦のどちらで書けばいいのか」「欄が足りない」「資格を書く基準」などわからないことも多いのではないでしょうか。

以下では、履歴書に資格を書くときによくあるQ&Aをご紹介します。

 

Q1.資格取得日の書き方は?

資格取得日を書く欄には、一般的に「年」と「月」の欄があります。

年には「平成18年」「平成18」「2006年」「2006」などと書きます。また、月は「8」「8月」などと、記載しましょう。

「どの順番に資格を書いたらいいのか」悩む人もいるのではないでしょうか。

履歴書の資格欄は、基本的に「資格取得順」に書きます。「難易度の高い資格を先に書いてアピールしたい」と思うかもしれませんが、時系列がバラバラだとどのようなキャリアを積んできたのかが把握しづらくなってしまいます。

アピールしたい気持ちは抑えて、時系列順に書くようにしましょう。

 

Q2.資格取得日は西暦と和暦のどちらがいいの?

西暦と和暦のどちらで記入するべきか悩む人もいるのではないでしょうか。

履歴書では、「西暦」「和暦」のどちらを使用しても問題はありません。枠の大きさを考慮して「西暦」「和暦」を選ぶことをおすすめします。

しかし、「西暦」「和暦」を混合して使うのはNG。統一感がなく、一般常識がないようにも思われるので注意しておきましょう。

 

Q3.勉強中の資格も履歴書に書いたほうがいいの?

「勉強中の資格を履歴書に書くとアピールに繋がる」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

希望の企業や業種に関係のある資格を書くと、向上心があると思われ好印象になる可能性があります。

しかし、勉強しているからといってなんでもかんでも「勉強中」と書くのはいただけません。

資格取得できる見込みがあるものであり、企業ともマッチしているものであるかもう一度考えてみましょう。

勉強中の資格を履歴書に書く場合は、所得日は空白にし正式名称を書きます。正式名称の後に「所得に向けて勉強中」と続けます。また、より資格を取ろうと努力している姿を示すためにも「◎年◯月(試験日)取得予定」などと書くといいでしょう。勉強していることがわかり、信憑性が高まります。

 

Q4.資格を書くのに欄が足りない場合はどうする?

たくさんの資格を所持していて、資格を書く欄が足りないこともあるのではないでしょうか。

資格を書くための欄が足りない場合は、重要な資格をピックアップして書くことをおすすめします。

例えば「国家資格」「語学に関する資格」「パソコンに関する資格」など、企業にとって需要が高い資格を書きましょう。

「どの資格が企業に望ましい資格なのかわからない」という人は、業界研究や企業研究をして、優先順位を検討してください。

 

Q5.仕事に関係のなさそうな資格は記入する?しない?

「せっかく取得した資格だからこそ、すべての資格を書きたい」と思う人もいるのではないでしょうか。

業務に関係のなさそうな資格を記入すると、「アピールしたい資格」が目立たなくなってしまう可能性があります。

資格を書く意味はあくまで「その資格を持っていることで、どのように業務で活躍できることをアピールするか」です。

資格が多ければ採用されるわけではないので、相手の企業に関係する資格を書くようにすることをおすすめします。

 

Q6.取得している資格がない場合はどうする?

何も資格を持っていないという人もいるのではないでしょうか。

勉強している資格がある場合は「資格取得に向けて勉強中」と書くことをおすすめします。

勉強している資格もない場合は、「特になし」と記入。何も書かかないで白紙で提出してしまうと、記入漏れだと思われる可能性があります。空白のまま提出するのは、相手を困惑させてしまう可能性があるので忘れず書くようにしましょう。


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