1. 経営者が知っておくべきビジョンを掲げることの重要性

経営者が知っておくべきビジョンを掲げることの重要性

 経営ビジョンとは会社の利益追求だけを掲げたものではなく、会社の目指している方針を示した理念のことです。ビジョンは会社にとっての道標となってくれるもので迷った時の地図となり、会社が何のためにあり続け何を目的にしているのかを明確に掲げたものといえます。

 経営者が知っておくべき、企業におけるビジョンを掲げることの重要性とは何でしょうか。ここでは、その重要性についてご紹介します。

ビジョン=会社が存在する目的

 会社は経営者・社員・株主から成り立ちます。いい経営者のもとに良い社員が集まれば自ずと経営は伸び、会社も発展するでしょう。しかし、そこは会社のビジョンがあることが大前提です。経営者はそのビジョンを掲げ起業し、そのビジョンに対して社員が共感しその会社で働くのです。

 一方でビジョンを明確にせず利益だけを追求した場合、会社はどうなってしまうのでしょうか。ドラッカーは、優秀な知識労働者を雇い彼らのモチベーションを上げて高い生産効率を達成してもらうには報酬や待遇だけでなく、何のためにその会社が存在するのか」「何のためにその仕事をする必要があるのか」という部分を共有することが大切だと言っています。

 ビジョンが曖昧になってしまった企業からは優秀な人たちは離れていくし,残っている人たちも「何のためにこの仕事をしているのか」分からずに迷うことになるでしょう。それだけ、会社の掲げるビジョンというものは会社やそこで働く社員にとって重要なものなのです。

会社のビジョン=社員のビジョン

 会社の存在意義ともなるビジョンとは、経営者にとっての実現可能な理想状態です。また一方で、社員は会社の掲げるビジョンを自分自身のビジョンと照らし合わせて共有する事で、この会社で働きつづける理由や目的して意味づけるのです。

 経営者がビジョンという地図を明確にすることで、社員の進むべき道も明確になります。これは社員の意志がブレてしまった時や会社が危機に直面したとき、再起させてくれる機動力となる可能性を秘めているのです。

 ビジョンがあることで、従業員に常に安心感と目的意識を強く持たせることができる上、働くことへのモチベーションを維持してくれます。そうして社員全員の連帯感を強め、より強い会社へと発展することが可能となるのです。

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