1. 海外で起業をしようとするときに陥りやすい失敗の要因と対応策

海外で起業をしようとするときに陥りやすい失敗の要因と対応策

 最近はシンガポールなど日本より法人税等の税金が安い海外へ行き、そこで起業する方々が増えてきています。確かに海外の国々は自国にお金を落としてもらおうと思い、企業に掛かる税金を安くしたりオフィスや備品の提供といった様々な優遇措置が受けられますが、中には失敗してしまう企業もあります。

 では、海外で起業する場合によくありがちな失敗とはどのようなことでしょうか。ここでは、それを回避する方法と共にご紹介していきます。

アイディアをそのまま事業化しない

 海外に進出する場合で多いのが、革新的なアイディアをそのまま海外へ持ち込み事業化するということです。この時に気を付けないといけないのが、その思い付きやひらめきを仮説検証もずに思いつくがままにすぐに事業化してしまうと失敗につながる可能性が高いということです。

 海外へ進出する時は勢いがあってそれ自体は良いことです。しかし、勢いだけで新規事業を始めてしまうと十分な仮説検証をせずに次々と新しいアイディアを採用し続けていくことになるため、重要なコスト・マネジメントや人材管理などがおろそかになってしまいがちです。

 また、一番怖いのが人間同士の対立です。いくら経営者が努力しても働く社員が不満を持っていてはうまくいくものも行かなくなってしまいます。より慎重になって事業を進めることが大切です。

価値観は世界共通ではない

 また、よくありがちなのが無意識的に国内市場を想定して考えたアイディアを海外にそのまま持って行き起業しようとするパターンです。しかしその際には、良いモノ・売れるモノに対する価値観は世界共通ではないということを忘れてはいけません。その時にいけると思ったアイディアでも、それは日本国内にいる自分が良いと思ったものに過ぎないからです。国内でも生まれ育った環境が異なれば価値観も異なるのと同じように、海外にはその土地の文化があってそこに根付いた価値観というモノが定着しています。

 ですので、まずは事業云々は置いておいて少しの間その土地に住んでみて、その文化や価値観を肌で感じてみる事も良いでしょう。まずは現地の価値観に慣れるということが、海外で起業し事業展開をして行こうと思っている人には大切なことです。

 海外で起業するためには様々な問題を乗り越えていかないといけません。海外展開におけるメリットも多くあるだけに、進出先を慎重に見極め失敗のリスクを減らしていけるように心がけましょう。

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