1. 面接で不自然な話し方をしないようにするためのポイント

面接で不自然な話し方をしないようにするためのポイント

 言葉遣いは、それぞれの場面で使い分けなければいけないので適切な言葉を選ぶということはとても難しいことです。特に面接などでは、緊張もあるのでつい不自然な話し方をしてしまいがちです。

 その原因は、使い慣れない言葉遣いをしようとするからでしょう。ただでさえ緊張するシーンで、普段は全く使わないような言葉や言い回しをしようとすれば、不自然になるのも当然です。ですので、事前にある程度の練習が必要になってきます。ここでは、そのとき参考にして欲しいポイントを3点ご紹介します。

敬語の使い方

 敬語は、特に若い人にとっては最大の悩みと言っていいでしょう。日常的に敬語を使うのは、社内の上司に対してぐらいなものでしょうし、それすら、正式な敬語よりは多少砕けたものだと思います。

 チェックしておきたいポイントは、できるだけ「られる」を使わず「お~になる(ご~になる)」と表現すること。例えば「見られる」ではなく「お見えになる」「ご覧になる」、「話される」ではなく「お話しになる」、「指摘された」ではなく「ご指摘になった」というように話したほうが、語調もやわらかくより自然に聞こえます。

 事前に敬語表現の一覧表のようなものを作って、繰り返しチェックするといいでしょう。反復練習でしっかり身につけてください。

ら抜き言葉は許容範囲

 これも大きな問題点でしょう。ただし、現在ではかなりの年配者でも「ら抜き」で話すことが少なくありません。学生の親世代でも「ら抜き」で話すケースが、今はむしろ普通なのではないでしょうか。

 そうした環境にいる人が、面接のときだけそれをタブーにしても、不自然な話し方になるだけです。ですから「敬語の間違いに比べると、比較的許容度の高い問題だ」と考えることが良いです。あまりそこに気を使いすぎて不自然な話し方になったり、話の内容が空虚になってしまうより、ある程度いつも通りの話し方をしたほうが良いと思われます。ただ、面接官の中には「ら抜き」に敏感な人もいるでしょうから、事前にできるだけ改善する努力はしておいたほうがいいでしょう。

一人称にも要注意

 面接の際の一人称が「私」だというのは常識でしょう。「わたし」ではなく「わたくし」と発音するのがふつうですが、これもあまりその細部にとらわれると不自然な印象を与えます。

 ですから、話の流れの中で「わたし」と発音してしまっても、そこに気を使う必要はありません。ただ、注意しなければならないのが女性の場合でし。「わたし」が「あたし」に聞こえる発音をする人がたまにいますが、これは下品な印象を与えますので、注意が必要です。

 以上3点を参考にして、できるだけ早い時期から話し方のトレーニングを始めてください。そして繰り返しますが、面接官はあなたの「ら抜き」をチェックするために面談しているのではありません。あくまで、話の内容に耳を傾けているのです。細かいところにばかり気を使って、内容がおろそかになったのではまさに本末転倒ですので気を付けて下さい。

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