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面接で相手に自分の考えをしっかり伝えるために必要な論理的な話し方\

Tobayashi

2014/02/17(最終更新日:2014/02/17)


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面接で相手に自分の考えをしっかり伝えるために必要な論理的な話し方 1番目の画像
 面接では、論理的に話をすることが要求されています。話の内容があちこち言ってしまうと、何が言いたいのかよく分からず言いたいことも伝わりません。

 これから一緒に働いていく人が、論理的な会話をすることができない人であれば、仕事においてもあまり成果は見込めません。「論理的な会話ができない人=コミュニケーション能力がない」という印象を与え、必要のない人材ということになってしまいます。では、面接においてどのように話し方をすれば、論理的な文章構成ができるひとだと面接官に思ってもらえるのでしょうか。その話し方のポイントについて、これから説明していきます。

そもそもの前提を考る

 話し方のポイントの一つ目は『そもそもを考えよ!』です。そもそもその答えは質問の内容とずれてはいないか、相手が求めている答えを返すことができているのかを改めて考えてみてください。

 たまに、質問内容を歪曲させてしまい、面接官が欲していた回答を述べることのないまま面接を終わらせてしまう人がいます。それは、質問に対するそもそもを考えていないからです。これは「そもそも論」とも言われていますが、なぜその質問をされたのかを、そもそも考えてみる必要があるのです。そもそも、なぜ自己紹介をして下さいと言っているのでしょうか。そもそも、なぜ社訓について問われているのでしょうか。そもそも質問の前提となっていることを考えることで、相手が真に求めている回答にたどり着くことができ、的外れな言葉を発することもなくなく、相手の要求に的確に答えることが可能となるのです。

「答え→具定例→答え」の黄金形式をマスター

 話し方のもう1つのポイントは、「答え→具体例→答え」という黄金形式にそって話を進めることです。日本人の特徴の一つでもありますが、日本人は答えを最後に言いたがる傾向があります。引っ張って引っ張って、最後にオチを言うのです。友達とのおしゃべりではこれで構わないでしょう。しかし、面接の場ではそうはいきません。

 このような話し方だと、聞き手に自分の伝えたいことを明瞭にすることができません。冒頭で答えを断定することで、はっきりとした意思表示をすることができます。そして次に、それを証明することとなるような自分の経歴など、具体例に沿って説明を行うことで言葉に信憑性を帯びさせます。そして、もう一度答えを添えることで、論理的な受け答えの形式が完成します。話終えたときに「以上です。」と言うのも、相手に話し終わったという合図を送ることができ、円滑に面接を行うことができます。

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