1. 起業のプロセスにおいて楽しいと感じる3つポイント

起業のプロセスにおいて楽しいと感じる3つポイント

 起業には常に大きなリスクが伴います。それにも関わらず、多くの人が自ら望んで起業しようとするのはなぜでしょうか。どうして、多くの起業家が目を輝かせ、楽しみながら仕事に励んでいるのでしょうか。

 例えて言うと、起業家の楽しみは園芸家のそれに似ています。会社勤めでは決して得られない種類の喜びを実感でき、大きな充足感が得られるからこそ、起業家たちはいきいきした表情で仕事をしているのです。具体的に起業家が楽しいと感じるのはどういう部分なのでしょうか。

種まきから収穫まで「自己完結」が楽しい

 さきほども触れたように、起業と園芸は似ています。園芸家は種から植物を育て、花を咲かせ、実らせる。起業家の仕事もまさに同じです。起業した時点は、いわば畑を整備し、土壌作りが終わった段階と考えていいでしょう。ビジネスモデルが固まり、一緒に始める仲間が決まった段階です。そこにどんな種をどれだけ蒔くか、実際の仕事はそこからスタートします。種選びから自分の裁量でできるというのは、会社勤めでは経験できないことでしょう。もっとも重要な種の選択を自分の意志と好みでできるのが、起業する大きな魅力なのです。

 そして、その種に水をやり、害虫や病気の予防対策をし肥料をやる。会社で言うと、現状会社が抱えている問題を解決しつつ、きちんとリスクマネジメントをしながら事業展開をしていくプロセスです。起業家は、その過程も全て自分の裁量に任されています。その苦労や努力が花や実となったときの喜びがどれほど大きいものか、容易に想像がつくでしょう。だから起業は楽しいのです。

「自己責任」も楽しい

 もちろん、そううまくはいきません。せっかく出た芽がうまく育たないで枯れてしまうように、せっかく出したサービスもユーザーが思うように付かなくて撤退せざるを得ないケースもありますし、大手企業が参入してきて潰される可能性だってあります。
 
 しかし、それもすべて自分の責任です。リスクやトラブル、アクシデントも自分の力で乗り越えていかなければいけません。一度ダメになったと思ったものがよみがえって大輪の花を咲かせたときには、大きな感動を覚えるはず。すべて自己責任、だから起業は楽しいのです。

「毎日好きなことをしている」ことが楽しい

 起業家が楽しいと思うことに対して、「それデメリットじゃないの?」と思う人も多くいるでしょう。一般の会社員のように、オンとオフの間にはっきりした線引きをするのが難しいのが起業家です。休日やプライベートの時間を過ごしているときも、常にビジネスのことが頭の片隅にあって「何か仕事のヒントになることはないか」と考えるのが、起業家の本能と言っていいでしょう。

 けれど、それは嫌なことや忘れたいことではありません。なぜなら、起業家は自ら好んで常にビジネスのことを考えているからです。と言うよりも、それさえ無意識的に考えているのです。オフの時間も完全にオフにはならず、ビジネスを考えていること自体が楽しいと感じるのですから、毎日好きなことをしている感覚で過ごしているということなのです。

 「どんな畑を作ろうか、どんな種を蒔こうか」とゼロから考えることからスタートするのが起業です。それが楽しい感じられる人は、起業に向いているかもしれません。

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