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営業職の数字目標の決め方と目標を達成するための方法

藍原優

2014/02/13(最終更新日:2014/02/13)


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by Oleh Slobodeniuk
 営業マンたちが自分の目指すべき明確な指標として欠かせない数字目標ですが、その数字目標の決め方で、営業活動の負担を軽減したり評価を獲得したりすることができます。人事考課にも影響が出る数字目標。その決め方や、その目標を達成するための方法をまとめました。

数字目標を決める本当の目的

 営業で数字目標を定める本当の目的。それは単に、個人のノルマを課して売上を上げるだけではありません。会社は数字目標から、営業マンの仕事に対しての姿勢を判断する材料にも見ています。低い数字目標で達成できたと喜んでいる場合もありますが、会社から見ると出来る営業マンに見えないという目線の違いも覚えておきましょう。

数字目標を決めるときのポイント

 営業職の人が数字目標を定めた時、ゴールとなるのは数字目標の達成です。とは言え、あからさまに低い数字目標を設定しゴールできたとしても、会社に貢献したとは言えません。また、高い目標数字を決めてしまうと、精神的負担を強いられたり「届くわけがない」とあきらめてしまうこともあるでしょう。

・現在抱えている見込み客や新規顧客の状況
・自分が営業活動を行える作業量と作業時間
・まわりの状況を見比べた平均的数字

 営業マンが数字目標を決める際には、これらのポイントを組み込んだ設定がオススメです。「努力をすればゴールに届く」という数字目標を冷静に分析し、数字目標を決めるのが大切です。見方を変えて、会社の経営的な面から見れば、数字目標の達成がゴールなのではなく、会社の利益獲得や信頼の構築など貢献の度合いがゴールになってくるのです。

目標を達成するための方法で気をつけたいこと

 そして、営業職の人が設定した数字目標。それを達成するためには、当然ながら努力が必要になってきます。時には、予想通りに話が進まず数字に届かないと頭を抱えてしまう事も。そんな時に気をつけたいのは、「数字を追いかけ過ぎないこと」です。

 もちろん、時に上に掲げられた数字を追うことでモチベーションのアップに繋がる場合もあります。ですが、思うように営業活動が実らず数字に届かないといった場合は、その数字目標がプレッシャーとして重くのしかかってしまいます。数字を追いすぎた結果、本質を見落とし、そこから抜け出せなくなるのでは元も子もありません。「数字は後からついてくる」と自分で思えるような、しっかり丁寧な営業活動が重要と言えます。


 
 ここでは、営業職の数字目標の決め方と目標を達成するための方法を紹介しました。目標を立てる場合も、目標に向けて走る場合も、上記で挙げたような意識を持って営業活動に取り組みましょう。

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