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【役に立つ経営戦略】ニッチ市場を開拓するために必要なこと

Shingo Hirono

2014/02/22(最終更新日:2014/02/22)


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 競争が激しくなった昨今、企業が生き残っていくためには、まだ競合が進出してきていないニッチな市場を見つけ出し、新しい市場を創っていく必要があります。しかし、ニッチな市場を見つける方法が分からないという人も多いでしょう。ここでは、ニッチな市場を見つけるためのヒントを幾つか紹介していきたいと思います。

常にアンテナを張っておく

 ニッチな産業を形成するためには、まず誰もが気が付かなかったり、あったら便利だなと少し思うようなところを探しましょう。ニッチなものというものは日常で何げないようなことでも、意外に転がっているものです。日常の何気ない動作や品物の一部といった部分に大量のヒントがあるので、諦めずに常にアンテナを張って、細かなところにも注意しながら探してみると良いでしょう。

 また、ニッチな市場というのは必ずしも、新しい産業であるということはありません。今ある産業でも、他の会社が行ってこなかったものであれば、新しくニッチな市場を開拓することができます。

粘り強く活動を続ける

 ニッチな産業を開拓していくためには、他社が真似できないような製品を開発し、広めることも一つの方法です。しかし、他の企業に営業をしようとしても、狭い領域であったり、細かい問題を解決する商品であるが故に、魅力が小さく感じられてしまうため、あまり必要性を感じられないという声が多く挙がってくることでしょう。ですので、ニッチな産業を形成する戦略としては、粘り強い説得とその魅力を最大限にPRできるかが鍵となります。

 少しずつ、コンペなどでのPRや、顧客に少しでも利用してもらえるように安値でもいいので一度利用してほしいなど、積極的に商品の宣伝や利用をしてもらいつつ、商品自体の評価を着実つけていくと良いでしょう。需要があまりないからと言って、すぐ諦めるのではなく長い時間をかけた経営戦略を練りましょう。


 
 ニッチな市場を開拓するのは、難しいことの方が多いですが、一度その市場が開拓できれば、それはその会社にとっての強みの一つになります。特に他社が開発できない、もしくは他社が参入するよりも前に市場を広く形成することや、特許申請ができるような技術であれば、より強みとなるでしょう。

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