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葬式の受付で記帳する際の基本的なマナー

U-NOTE編集部

2018/04/23(最終更新日:2018/04/23)


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葬式の受付で記帳する際の基本的なマナー 1番目の画像

 突然知らされる「訃報」。

 葬式における香典マナーなどの基本を押さえていても、意外にも「どうやるんだっけ……」と葬式の参列時に頭を悩ませるのが「記帳」である。

 今回は「個人で葬式に参列している場合」「代表として葬式に参列している場合」の2パターンに分けて、記帳の書き方マナーを紹介したい。

【葬式の記帳マナー】個人で葬式に参列した場合

 まずは、個人で葬式に参列する場合の記帳の仕方から紹介しよう。

 受付に行ったら、最初に一礼。その後に「このたびはご愁傷さまでございます」など、お悔やみの言葉を簡潔に述べよう。

 その後に「芳名帳(ほうめいちょう)」に住所・氏名を記入し、香典を差し出す。 

【例文】葬式の受付で述べる「お悔やみの挨拶」

  • このたびは誠にご愁傷さまでございます
  • 心よりお悔やみ申し上げます
  • ご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。安らかにご永眠されますようお祈りいたします
  • 心からご冥福をお祈りいたします

【葬式の記帳マナー】香典を預かって代理で葬式に参列した場合

 他の人が、止む得ない事情で葬式に参加できずに、香典を預かって代理で葬式に参加することもあるだろう。

 代理で葬式に参列する場合、芳名帳には弔問するはずであった人物の住所と氏名を記入し、香典を差し出す。

 上司の代理で参列する場合には、上司の部署名、役職名なども記載しよう。

 芳名帳に名前を記帳し終えたら、氏名の左横に小さめの文字で「代理」もしくは「代」と書き加える。

代理参列した葬式の受付で“名刺”を求められた場合は?

 また、葬式の受付では、しばしば名刺を求められることもある。

 上司の代理で葬式に参列する場合には、事前に名刺を預かっておくのが得策だろう。

上司の代理で葬儀に参列した際の名刺マナー

  • 出席できない人(あなたの上司)の名刺の右肩(右上)に“弔”の文字を書き入れる
  • 自分の名刺の右肩(右上)に“代”の文字を書き入れる

【葬式の記帳マナー】代表としてお葬式に参列した場合

 友人の代表者として参列することもあるだろう。

 その場合は「○○大学○○科一同」「○○株式会社○○課有志」などと、グループ名を氏名に書くこと。

 代表者の氏名は、グループ名の下に小さく「代表」の文字を書いた横に記載する。

「芳名帳」に住所や氏名を記帳するときのポイント

  • 先方が後から芳名録を整理しやすいように、わかりやすい記帳の仕方を心がける


 若手ビジネスパーソンであれば、葬式に参列する機会はなかなかないもの。

 はじめて一人で葬式に参列する場合、戸惑うことも多いかもしれない。

 本記事を読んでしっかりと受付マナーを予習した上で、故人を礼儀正しく送り出そう。


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